「このイベントへの参加は任意です」「研修は任意参加です」「参加・不参加は任意とします」など、「任意参加」という表現は会社・学校・説明会・イベント・アンケート・研修など幅広い場面で使われます。
しかし、実際に「参加は任意です」と言われると、
- 任意参加とは、参加しなくてもよいという意味?
- 断っても問題ない?
- 「できれば参加してください」という意味も含む?
- 職場の飲み会や研修で「任意」と言われたら、本当に欠席してよい?
- 「自由参加」と何が違う?
- 「任意参加」と「必須参加」はどう見分ける?
- 申し込みをした後でも欠席できる?
などと迷うことがあります。
結論からいうと、「任意参加」とは、参加するかどうかを本人の意思で選べることです。
したがって、言葉そのものの意味では「参加しない」という選択も含まれます。
ただし、会社の研修などでは、「任意」と書かれているかどうかだけではなく、実際に参加が義務付けられていないか、不参加によって不利益が生じないかなど、具体的な状況を見る必要があります。
この記事では、「任意参加」の意味から、「断ってもよいのか」「職場ではどう判断するのか」「自由参加・必須参加との違い」まで、検索者が迷いやすいポイントを詳しく解説します。
- 結論:「任意参加」とは参加するかどうかを本人が選べること
- 「任意」の意味とは?
- 「参加は任意」とは、参加しなくてもいいという意味?
- 任意参加なら断ってもいい?
- 任意参加なら理由を言わなくてもいい?
- 「任意参加」と「自由参加」の違い
- 「任意」と「自由」の違い
- 「任意参加」と「必須参加」の違い
- 「任意参加」と「希望者のみ」の違い
- 「任意参加」と「任意回答」はどう違う?
- 職場の「任意参加」は本当に参加しなくてもいい?
- 任意参加の研修は労働時間になる?
- 職場の飲み会が「任意参加」の場合は?
- 「任意ですが参加してください」は矛盾する?
- 「任意参加」と「参加推奨」の違い
- 「任意参加」と「原則参加」の違い
- 任意参加でも申し込みは必要?
- 任意参加でも参加費がかかることはある?
- 任意参加でも途中退出できる?
- 申し込み後でも「任意だから」キャンセルできる?
- 学校で「任意参加」と言われた場合
- 説明会で「参加は任意」と書かれていたら?
- 「任意参加」を使った例文
- 案内文で「任意参加」を使うときのポイント
- 任意参加を断るときの言い方
- 「任意参加なのに断りにくい」ときはどう考える?
- 「任意参加」に関するよくある質問
- Q1.任意参加とは簡単にいうと何ですか?
- Q2.任意参加なら参加しなくてもいいですか?
- Q3.「参加は任意」とはどういう意味ですか?
- Q4.任意参加と自由参加は違いますか?
- Q5.任意参加なら断る理由は必要ですか?
- Q6.任意参加でも欠席連絡は必要ですか?
- Q7.任意参加でも申し込みは必要ですか?
- Q8.任意参加なら無料ですか?
- Q9.任意参加でも参加を勧められることはありますか?
- Q10.「原則参加」と「任意参加」は同じですか?
- Q11.会社の任意参加研修は労働時間ですか?
- Q12.「任意参加なのに全員参加してください」はおかしいですか?
- Q13.任意参加のイベントへ申し込んだ後も自由にキャンセルできますか?
- Q14.「任意参加」の反対は何ですか?
- Q15.任意参加と希望者のみは同じですか?
- まとめ
- 参考リンク
結論:「任意参加」とは参加するかどうかを本人が選べること
「任意参加」とは、簡単にいうと、
参加するか、参加しないかを本人の意思で決められること
です。
読み方は、
任意参加(にんいさんか)
です。
「任意」には、その人の自由な意思にまかせるという意味があります。
そのため、
「参加は任意です」
と明記されている場合、通常は、
- 参加する
- 参加しない
のどちらかを本人が選べるという意味になります。
| 表現 | 基本的な意味 |
|---|---|
| 任意参加 | 参加するかどうかを本人が選ぶ |
| 自由参加 | 参加するかどうかが自由である |
| 参加必須 | 原則として参加する必要がある |
| 強制参加 | 本人の希望にかかわらず参加を求められる |
まずは、
「任意参加=参加しない選択肢もある」
と覚えておけばよいでしょう。
「任意」の意味とは?
「任意参加」を正しく理解するには、「任意」という言葉そのものを見るとわかりやすくなります。
「任意」は、物事を本人の意思・判断にまかせることを意味します。
たとえば、
- 回答は任意です
- 提出は任意です
- 登録は任意です
- 参加は任意です
- 加入は任意です
などと使われます。
「回答は任意です」であれば、回答してもよいし、回答しなくてもよいという意味です。
「参加は任意です」なら、参加してもよいし、参加しなくてもよいという意味になります。
つまり、「任意」という言葉には、本人に選択の余地があることが重要なポイントとして含まれています。
「参加は任意」とは、参加しなくてもいいという意味?
はい。言葉の一般的な意味としては、参加しなくてもよいということになります。
たとえば、イベントの案内に、
「交流会への参加は任意です」
と書かれていれば、交流会へ参加するかどうかは本人が選択できます。
参加しないという選択も「任意」の範囲内です。
実際に行政機関などの公的な案内でも、
「説明会への参加は任意」
「参加は任意」
といった表現が使われています。
たとえば厚生労働省の地方労働局による採用関連説明会では、「説明会への参加は任意」であり、参加の有無が試験の合否に影響しないことまで明記された例があります。
また、農林水産省のセミナー案内でも、セミナー後のネットワーキングについて「参加は任意」とし、希望者のみを対象とする例があります。
このように、「任意参加」は基本的に、参加するかどうかを本人へ委ねる表現です。
任意参加なら断ってもいい?
言葉どおり本当に任意であれば、参加を断ることもできます。
「任意」としている以上、「参加しない」という判断も選択肢に含まれるためです。
たとえば、
- 興味がない
- 予定が合わない
- 家庭の事情がある
- 体調面で参加したくない
- 別の予定を優先したい
といった理由で参加しないことも考えられます。
通常、「任意参加」であれば、参加しないために特別な理由が必須というわけではありません。
ただし、実際のイベント・学校・会社では、欠席連絡が必要とされている場合があります。
「参加する義務がないこと」と「連絡しなくてよいこと」は別問題です。
事前に出欠確認を求められているなら、不参加を選ぶ場合でも「欠席します」「参加しません」と回答したほうがよいでしょう。
任意参加なら理由を言わなくてもいい?
これも場面によります。
言葉としての「任意参加」は、参加しないための理由を要求する表現ではありません。
そのため、一般的なイベントなら、
「今回は参加いたしません」
だけでも十分な場合があります。
ただし、職場など人間関係が継続する場面では、必要に応じて、
- 都合により欠席します
- 先約があるため今回は参加を見送ります
- 家庭の都合により欠席いたします
などと簡潔に伝えると角が立ちにくいでしょう。
詳しい事情まで説明する必要があるかどうかは、イベントの性質や組織のルールによって異なります。
「任意参加」と「自由参加」の違い
「任意参加」と非常によく似ているのが「自由参加」です。
どちらも基本的には、参加するかどうかを本人が選べるという意味です。
ただし、言葉の印象には少し違いがあります。
| 比較 | 任意参加 | 自由参加 |
|---|---|---|
| 基本的な意味 | 参加するかどうかを本人の意思に任せる | 参加するかどうかが自由 |
| 言葉の印象 | やや事務的・公式 | 比較的わかりやすく柔らかい |
| 行政・社内文書 | 使いやすい | 使える |
| イベント案内 | 使える | よく使う |
たとえば、行政文書や社内案内では、
「本説明会への参加は任意とします」
という表現が自然です。
一方、交流イベントなら、
「懇親会は自由参加です」
と書くほうが親しみやすい場合があります。
基本的な意味はかなり近いため、両者を必要以上に厳密に分ける必要はありません。
詳しい違いは、「任意参加」と「自由参加」の違いとは?意味・参加義務・申し込みの有無を職場・イベントの例文で徹底解説で解説しています。
「任意」と「自由」の違い
「任意」と「自由」そのものも意味がよく似ています。
「任意」は、ある選択について本人の意思にまかせる意味で使いやすい言葉です。
一方、「自由」は、強制・拘束などを受けず、自分の意思で行動できるという、より広い意味を持ちます。
そのため、
- 任意回答
- 任意加入
- 任意参加
- 自由行動
- 自由時間
- 自由参加
のように、それぞれよく使われる組み合わせがあります。
詳しくは、「任意」と「自由」の違いは?任意参加・自由参加・任意回答・自由回答の使い分けを解説も参考にしてください。
「任意参加」と「必須参加」の違い
「任意参加」の反対側にある表現として理解しやすいのが「必須参加」です。
任意参加なら、参加するかどうかを選べます。
参加必須なら、原則として参加することが求められます。
| 項目 | 任意参加 | 参加必須 |
|---|---|---|
| 参加する義務 | 基本的になし | 基本的にあり |
| 不参加という選択 | できる | 原則できない |
| 本人の判断 | 尊重される | 参加が前提 |
たとえば、
「交流会は任意参加です」
なら、欠席できます。
一方、
「安全教育への参加は必須です」
なら、原則として受講する必要があります。
ただし、「必須」と「強制」も完全に同じ表現ではありません。詳しくは、「必須」と「強制」の違いは?意味・使い分けを仕事・学校・手続きの例文で解説も参考にしてください。
「任意参加」と「希望者のみ」の違い
イベントでは「希望者のみ参加」という表現もあります。
基本的には任意参加とかなり近く、
参加したい人が参加する
という意味です。
ただし、「希望者のみ」は参加者側の希望に焦点を当てた、わかりやすい表現です。
「任意参加」は制度・条件を説明するような事務的な印象があります。
たとえば、
「研修後に希望者のみ交流会を実施します」
とすると、参加したい人だけが残るイメージが明確です。
一方、
「交流会への参加は任意です」
とすると、参加義務がないことを明確に伝える表現になります。
「任意参加」と「任意回答」はどう違う?
「任意」は参加以外にも使われます。
アンケートなどでよく見られるのが「任意回答」です。
- 任意参加:参加するかどうかを選べる
- 任意回答:回答するかどうかを選べる
仕組みは同じです。
つまり「任意○○」は、その行為を行うかどうかについて本人に選択の余地があることを表します。
職場の「任意参加」は本当に参加しなくてもいい?
ここは、検索者が特に迷いやすいポイントです。
会社から、
「この研修は任意参加です」
「懇親会は任意です」
と案内された場合、言葉どおりであれば参加するかどうかは本人の判断です。
しかし、職場については、単に案内文に「任意」と書いてあるかだけではなく、実態を見る必要があります。
たとえば、
- 上司から個別に参加するよう指示されている
- 欠席すると人事評価に影響する
- 欠席者だけ不利益な扱いを受ける
- その研修を受けなければ実際の業務を行えない
- 参加後に業務上のレポート提出を求められる
などの事情がある場合、「任意」という名称だけで判断できないことがあります。
厚生労働省は研修・教育訓練と労働時間の関係について、参加が業務上義務付けられている場合や、使用者の指示によって業務に必要な学習を行う時間は労働時間に該当するとしています。
また、不参加による不利益などがあり、実質的に参加が強制されているかどうかも判断材料として示しています。
したがって、職場では、
「任意と書いてあるか」だけではなく、「実際に断れる状態なのか」
を見ることが重要です。
任意参加の研修は労働時間になる?
これは状況によって変わります。
厚生労働省・労働局の資料では、業務上義務付けられていない自由参加の研修・教育訓練については、労働時間に該当しない例が示されています。
たとえば、
- 参加を強制されていない
- 参加しなくても不利益な扱いを受けない
- 使用者から業務として指示されていない
といった事情です。
反対に、形式上は研修でも、
- 業務として参加するよう指示されている
- 不参加で制裁・不利益がある
- その研修を受けないと業務ができない
など、実質的に参加が強制されている場合は、労働時間として扱われることがあります。
したがって、
「任意参加と書いてある=必ず労働時間ではない」
と機械的に判断するのは適切ではありません。
個別のケースについては、勤務先の就業規則・研修内容・実際の指示などを確認し、必要に応じて労働基準監督署などへ確認することになります。
職場の飲み会が「任意参加」の場合は?
忘年会・歓送迎会・懇親会などについて、
「参加は任意です」
と案内されることがあります。
この場合、通常の言葉の意味では参加しない選択もできます。
ただし、
「任意だけど、みんな参加するよ」
「新人は参加するのが普通だよ」
などと周囲から言われると、心理的に断りにくく感じることもあるでしょう。
ここでは、
制度上の参加義務
と、
人間関係上の参加しやすさ・断りにくさ
を分けて考える必要があります。
言葉としての「任意参加」は、本人が参加・不参加を選べるという意味です。
「任意ですが参加してください」は矛盾する?
このような表現も時々見られます。
たとえば、
「参加は任意ですが、可能な限りご参加ください」
です。
これは必ずしも矛盾ではありません。
意味としては、
参加する義務はないが、主催者としては参加してほしい
ということです。
実際に公的機関の案内でも、説明会への参加を「任意」としながら、応募予定者には可能な限り参加を勧める例があります。
つまり、
- 義務かどうか
- 主催者が参加を推奨しているか
は別の問題です。
「任意だが推奨」という状態はあり得ます。
「任意参加」と「参加推奨」の違い
「参加推奨」は、参加することが望ましいと勧めている表現です。
必ずしも参加義務を意味しません。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| 任意参加 | 参加するか本人が選べる |
| 参加推奨 | 参加したほうがよいと勧めている |
| 原則参加 | 基本的には参加することを求めている |
| 参加必須 | 参加する必要がある |
そのため、
「参加は任意ですが、参加を推奨します」
という表現は成立します。
「任意参加」と「原則参加」の違い
「原則参加」と書かれている場合は、「任意参加」とは意味が異なります。
「原則参加」は、基本的に参加することが前提です。
ただし、
- 病気
- 家庭の事情
- 出張
- その他やむを得ない事情
など、例外的に欠席が認められる場合があります。
したがって、
任意参加=参加するかどうかを選べる
原則参加=基本は参加、一定の事情があれば欠席できる場合がある
という違いです。
任意参加でも申し込みは必要?
必要な場合があります。
「任意参加」と「申し込み不要」は同じ意味ではありません。
たとえば、
「参加は任意ですが、参加を希望する場合は10月10日までに申し込んでください」
という案内は自然です。
この場合、
- 参加するかどうか → 任意
- 参加すると決めた場合 → 事前申し込みが必要
ということです。
つまり、参加そのものは自由でも、参加者として必要な手続きは守らなければならないことがあります。
任意参加でも参加費がかかることはある?
あります。
「任意参加」は参加義務の有無を表す言葉であり、料金が無料であることを意味しません。
たとえば、
「交流会は任意参加です。参加費は3,000円です」
という案内は問題なく成立します。
参加するかどうかは自由ですが、参加する人は参加費を支払う必要がある、という意味です。
任意参加でも途中退出できる?
必ずしも「任意参加=いつでも自由に途中退出できる」という意味ではありません。
任意なのは参加するかどうかであって、参加後のルールまで無条件に自由になるわけではないためです。
たとえば、試験・講習・見学会などでは、安全管理や進行の都合から途中退出についてルールが設けられている場合があります。
参加後の取り扱いは、そのイベントの案内を確認しましょう。
申し込み後でも「任意だから」キャンセルできる?
これも「任意参加」という言葉だけでは判断できません。
参加そのものが任意でも、一度申し込んだ後は、
- キャンセル期限
- キャンセル料
- 欠席連絡
- 事前予約に関する規約
などが定められている場合があります。
したがって、
「参加は任意」=「予約後も無条件で自由にキャンセルできる」
という意味ではありません。
参加申し込みをした後は、そのイベントのキャンセル条件を確認してください。
学校で「任意参加」と言われた場合
学校でも、
- 補習
- イベント
- 課外活動
- 説明会
- 保護者向け行事
などについて「任意参加」と案内されることがあります。
一般的な意味では、参加するかどうかは本人・保護者などが判断できるということです。
ただし、授業・成績・単位・出席日数などに関係する活動では、単なる「任意参加のイベント」とは扱いが異なる可能性があります。
不明な場合は、
- 欠席しても成績に影響しないか
- 出席扱いになるのか
- 後日別の課題が必要か
などを学校側に確認すると安心です。
説明会で「参加は任意」と書かれていたら?
入札・採用・公募などの説明会で「参加は任意」と書かれていることがあります。
この場合、通常は説明会への出席そのものが応募・入札などの必須条件ではないことを意味します。
ただし、説明会では重要な情報や注意点が説明されることもあります。
したがって、
「参加義務がない」
ことと、
「参加するメリットがない」
ことは別です。
案内に「参加は任意だが、可能な限り参加してください」と書かれている場合は、この違いが特にわかりやすいでしょう。
「任意参加」を使った例文
一般的な例文
- 交流会は任意参加です。
- 午後のプログラムは任意参加となっています。
- 参加は任意ですので、ご都合に合わせてお申し込みください。
- 希望者のみを対象とした任意参加のイベントです。
- 説明会への参加は任意です。
会社・職場での例文
- 業務終了後の懇親会は任意参加とします。
- 今回の勉強会は任意参加です。
- 任意参加の研修について、参加希望者を募集します。
- 交流イベントへの参加・不参加は各自の判断に委ねます。
- 本セミナーは任意参加のため、欠席の方への不利益はありません。
学校・イベントでの例文
- 放課後の体験会は任意参加です。
- 保護者説明会への参加は任意となっています。
- 見学ツアーは任意参加ですが、事前申し込みが必要です。
- 懇親会は希望者による任意参加です。
案内文で「任意参加」を使うときのポイント
主催者側が「任意参加」と案内するときは、曖昧な書き方を避けることが重要です。
1.参加義務がないことを明確にする
たとえば、
「参加は任意です」
だけでも意味は通じますが、必要なら、
「参加・不参加は各自でご判断ください」
と補足できます。
2.不参加による影響がないなら明記する
採用説明会などでは、
「説明会への参加の有無は選考結果に影響しません」
と書けば、読み手は安心して判断できます。
3.参加希望者に必要な手続きを示す
任意参加でも、申し込みが必要なら、
「参加希望者は○月○日までにお申し込みください」
と明記します。
4.推奨する場合は「任意」と「推奨」を分けて書く
たとえば、
「参加は任意ですが、制度の詳細をご理解いただくため、可能な限りご参加ください」
とすれば、義務ではないものの参加を勧めていることが伝わります。
任意参加を断るときの言い方
任意参加のイベントを欠席するときは、長い説明をする必要がない場合も多くあります。
たとえば、
- 「今回は参加を見送ります。」
- 「今回は欠席いたします。」
- 「都合により今回は参加いたしません。」
- 「お声がけありがとうございます。今回は欠席させていただきます。」
などと伝えられます。
特に職場では、「任意なのだから連絡しなくてよい」と考えるより、出欠確認を求められているなら期限までに回答したほうが円滑です。
「任意参加なのに断りにくい」ときはどう考える?
「任意参加」と書かれていても、周囲が全員参加していると断りにくく感じることがあります。
その場合は、次の3点を分けて考えると整理しやすくなります。
- 制度上、本当に参加義務があるのか
- 参加しないことで具体的な不利益があるのか
- 単に周囲の雰囲気として断りにくいだけなのか
たとえば会社の研修なら、上司から業務命令として出ているのか、評価や業務遂行に関係するのかを確認します。
懇親会なら、業務そのものなのか、純粋な交流行事なのかを確認します。
「任意」という言葉だけで判断しにくい場合は、
「こちらは欠席しても差し支えない任意参加という理解でよろしいでしょうか」
と確認する方法もあります。
「任意参加」に関するよくある質問
Q1.任意参加とは簡単にいうと何ですか?
参加するかどうかを本人が選べることです。
Q2.任意参加なら参加しなくてもいいですか?
一般的な言葉の意味では、参加しないという選択もできます。
ただし、職場などでは実際に参加義務がないかを具体的に確認したほうがよい場合があります。
Q3.「参加は任意」とはどういう意味ですか?
参加するかどうかを本人の意思に任せるという意味です。
Q4.任意参加と自由参加は違いますか?
基本的な意味は非常に近い言葉です。
「任意参加」はやや事務的・公式、「自由参加」は比較的わかりやすく柔らかい印象があります。
Q5.任意参加なら断る理由は必要ですか?
言葉の意味としては、参加しないための特別な理由が必須ということではありません。
ただし、職場などでは円滑なコミュニケーションのため簡潔な理由を伝える場合があります。
Q6.任意参加でも欠席連絡は必要ですか?
出欠確認を求められている場合は、欠席する場合も回答したほうがよいでしょう。
任意参加であることと、出欠連絡が不要であることは同じではありません。
Q7.任意参加でも申し込みは必要ですか?
必要な場合があります。
参加自体は任意でも、参加希望者について事前予約を必須とするイベントはあります。
Q8.任意参加なら無料ですか?
いいえ。
「任意」は参加義務の有無を示す言葉なので、参加費が無料という意味ではありません。
Q9.任意参加でも参加を勧められることはありますか?
あります。
「参加は任意ですが、可能な限り参加してください」のように、義務ではないものの参加を推奨することはできます。
Q10.「原則参加」と「任意参加」は同じですか?
違います。
「任意参加」は本人が参加・不参加を選べます。
「原則参加」は基本的に参加することを前提とし、一定の事情がある場合に欠席を認める表現です。
Q11.会社の任意参加研修は労働時間ですか?
一律には判断できません。
厚生労働省は、業務上義務付けられていない自由参加の研修と、実質的に参加が強制されている研修を区別しています。
参加の指示、不参加による不利益、業務との関係などを踏まえて判断されます。
Q12.「任意参加なのに全員参加してください」はおかしいですか?
「全員参加」が義務という意味なら、「任意参加」とは意味が合いません。
一方、「任意だが全員に参加してほしい」という単なる希望・推奨なら、両立する場合があります。
曖昧な場合は主催者に確認したほうがよいでしょう。
Q13.任意参加のイベントへ申し込んだ後も自由にキャンセルできますか?
必ずしもそうではありません。
参加するかどうかが任意でも、申し込み後にはキャンセル規定が適用される場合があります。
Q14.「任意参加」の反対は何ですか?
文脈によって「参加必須」「必須参加」「強制参加」などが使われます。
ただし、「必須」と「強制」はニュアンスが異なります。
Q15.任意参加と希望者のみは同じですか?
意味はかなり近い表現です。
「希望者のみ」は参加したい人を対象とすることを直接的に表し、「任意参加」は参加義務がなく本人の意思で決めることを事務的に表します。
まとめ
「任意参加」とは、参加するかどうかを本人の意思で選べることです。
「任意」には、本人の自由な意思にまかせるという意味があります。
したがって、一般的な意味では、
任意参加=参加してもよいし、参加しなくてもよい
と理解できます。
似た表現を整理すると、
- 任意参加:参加するか本人が選べる
- 自由参加:参加するかどうかが自由
- 希望者のみ:参加を希望する人だけが参加する
- 参加推奨:参加することを勧めるが、必ずしも義務ではない
- 原則参加:基本的に参加することが前提
- 参加必須:参加する必要がある
となります。
特に注意したいのが職場です。
会社の研修などでは、「任意」と書かれているという理由だけで判断するのではなく、
- 上司から参加指示があるか
- 不参加による不利益があるか
- 業務上必要な研修なのか
- 実質的に参加を強制されていないか
といった実態も重要です。
また、任意参加だからといって、申し込み・参加費・欠席連絡・キャンセルなどのルールまで自由になるわけではありません。
「任意」が示しているのは、基本的に参加するかどうかを選べることです。
案内を読むときには、まず「参加義務の有無」を確認し、そのうえで申し込み方法や欠席時の扱いなどを別々に確認すると、誤解しにくくなるでしょう。
参考リンク
「任意」の辞書的な意味や、「任意参加」が実際にどのように使われているか、職場の研修・教育訓練が労働時間となる場合の考え方については、以下の資料も参考になります。
- コトバンク「任意」
任意(ニンイ)とは? 意味や使い方 - コトバンクデジタル大辞泉 - 任意の用語解説 - [名・形動]思いのままにまかせること。その人の自由意志にまかせること。また、そのさま。「任意に選ぶ」「任意な(の)行動」「任意の点AとBを結ぶ線」随意・恣意・ランダム・無作為・自由・自在・存分ぞんぶん... - 厚生労働省「労働基準関係リーフレット」
労働基準関係リーフレット労働基準関係リーフレットについて紹介しています。 - 厚生労働省・労働局「労働時間の考え方:研修・教育訓練等の取扱い」
https://jsite.mhlw.go.jp/nara-roudoukyoku/content/contents/002445630.pdf - 兵庫労働局「受験者の皆様へ」―説明会への参加は任意で、参加の有無が試験の合否に影響しない例
受験者の皆様へ - 農林水産省「食品表示ミス防止・食品トレーサビリティに関するセミナー」の開催について
「食品表示ミス防止・食品トレーサビリティに関するセミナー」の開催について:農林水産省
