「Googleアカウントにログインする」
「Microsoftアカウントにサインインする」
「Apple Accountでサインインする」
パソコンやスマートフォン、Webサービスを利用していると、「ログイン」と「サインイン」という言葉を頻繁に目にします。
どちらも、メールアドレス・ユーザー名・パスワードなどを使って本人確認を行い、自分のアカウントを利用できる状態にする場面で使われます。
そのため、
「ログインとサインインは何が違う?」
「GoogleはログインなのにMicrosoftはサインインなの?」
「Windowsではログオンともいう?」
「サインアップとは何が違う?」
「ログインしたら本人確認は完了している?」
と迷うことがあります。
結論からいうと、現在の一般的なIT利用では、「ログイン」と「サインイン」はほぼ同じ意味で使われます。
どちらも、ユーザーがアカウント情報などを使って認証を受け、サービス・アプリ・端末などの利用セッションを開始することを表します。
大きな違いは、
サービスや企業によって採用している表現が異なる
ことです。
たとえば、Googleの日本語ヘルプでは、
「Googleアカウントにログイン」
「Googleでログイン」
という表現が広く使われています。
一方、Microsoftは、
「Microsoftアカウントにサインイン」
という表現を採用しています。
Appleも、
「Apple Accountにサインイン」
「Appleでサインイン」
という言葉を使用しています。
つまり、
ログイン=古い・間違い
サインイン=新しい・正しい
という関係ではありません。
一言で覚えるなら、
ログイン=アカウントへ入ることを表す一般的なIT用語
サインイン=ほぼ同じ意味で、MicrosoftやAppleなどが積極的に使用する表現
です。
この記事では、「ログイン」と「サインイン」の違いから、「ログオン」「ログアウト」「サインアウト」「サインアップ」「アカウント作成」「認証」「シングルサインオン」との違いまで詳しく解説します。
- 「ログイン」と「サインイン」の違い【結論】
- 「ログイン」とは?
- Googleでは「ログイン」が使われている
- 「サインイン」とは?
- Microsoftでは「サインイン」が標準
- Appleでも「サインイン」を使う
- 「ログイン」と「サインイン」の決定的な違い
- 「ログイン」と「ログオン」の違い
- 「ログアウト」と「サインアウト」の違い
- ログアウトしてもアカウントは削除されない
- 「ログイン」と「サインアップ」の違い
- 「ログイン」と「アカウント作成」の違い
- 「Appleでサインイン」は新規登録にも使える
- 「ログイン」と「認証」の違い
- パスワードがなくてもログインできる?
- 「2段階認証」とログインの関係
- 「シングルサインオン(SSO)」とは?
- 「ログインしたまま」とは?
- 公共のパソコンではログアウトが重要
- 英語では「log in」と「login」に違いがある
- 英語の「sign in」は2語
- 「ログイン・サインイン」で迷ったときの3秒判定
- 「ログイン」を使った例文
- 「サインイン」を使った例文
- 具体例で比較:Google
- 具体例で比較:Microsoft
- 具体例で比較:Apple
- よくある間違い1:「ログイン」と「サインイン」は技術的にまったく別物だと思う
- よくある間違い2:「サインインのほうが新しく、ログインは間違い」と思う
- よくある間違い3:「サインイン」と「サインアップ」を同じだと思う
- よくある間違い4:「ログアウト=アカウント削除」と思う
- よくある間違い5:「ログインには必ずパスワードが必要」と思う
- よくある間違い6:「ログインできた=そのサービスのすべてを操作できる」と思う
- よくある間違い7:操作説明で公式画面と違う用語を使う
- 「ログイン」と「サインイン」に関するよくある質問
- まとめ
- 参考資料・出典
「ログイン」と「サインイン」の違い【結論】
| 比較項目 | ログイン | サインイン |
|---|---|---|
| 基本的な意味 | アカウント等の利用を開始する | アカウント等の利用を開始する |
| 意味の違い | 現在の一般的なIT利用では、ほぼ同じ | |
| 英語 | log in / login | sign in |
| 主な使用例 | Google、日本のWebサービスなど | Microsoft、Appleなど |
| 反対語 | ログアウト | サインアウト |
| アカウント作成か | いいえ | いいえ |
| 本人確認との関係 | パスワード・パスキー・生体認証等による認証を経て利用を開始することが多い | |
3秒で判断するなら、
Googleなどの画面で「ログイン」と表示されている? → ログイン
Microsoft・Appleなどで「サインイン」と表示されている? → サインイン
と、そのサービスの公式表記に合わせるのが最も自然です。
「ログイン」とは?
アカウントを使える状態にすること
「ログイン」は、コンピューター、Webサービス、アプリなどで、ユーザーを識別・認証し、その利用を開始することを表すIT用語です。
たとえば、
- メールアドレスとパスワードを入力する
- パスキーで本人確認する
- 指紋認証を行う
- 顔認証を行う
- Googleアカウントを使って他社サービスに入る
などによってログインします。
Googleの公式日本語ヘルプでも、
「Googleアカウントにログイン」
という表現が現在広く使用されています。
Googleでは「ログイン」が使われている
Googleアカウントの公式ヘルプでは、
「Googleアカウントにログイン」
「ログインしている場合」
「ログアウト」
といった言葉が使われています。
また、Googleアカウントを使って他社のWebサイト・アプリへ入る機能の日本語名称も、
「Googleでログイン」
です。
英語では「Sign in with Google」と表現される機能ですが、日本語では公式に「Googleでログイン」と訳されています。
ここからも、
ログインとサインインには実用上大きな意味の差がない
ことが分かります。
「サインイン」とは?
ログインとほぼ同じ意味
「サインイン」も、ユーザーがコンピューター・サービス・アプリなどの利用を開始することを表します。
Microsoftのスタイルガイドでは、
コンピューター・デバイス・ネットワーク・アプリなどでセッションを開始することを「sign in」と表現する
方針が示されています。
つまりMicrosoftでは、「login」「log on」などよりも、
「sign in」
を標準的な表現として推奨しています。
Microsoftでは「サインイン」が標準
Microsoftの公式サポートでは、
「Microsoftアカウントにサインインする方法」
という表現が使われています。
Windows、Microsoft 365、Outlook.com、OneDrive、Xboxなどでも、ユーザーがアカウントを利用するときに「サインイン」という言葉を目にすることがあります。
Microsoftの英語スタイルガイドは、基本的に、
sign in / sign out
を使い、画面上で別表現が使われている場合などを除いて、
log in / login / log on / log out
などを避ける方針を示しています。
これは意味が違うからではなく、
Microsoft製品内で用語を統一するため
と考えると分かりやすいでしょう。
Appleでも「サインイン」を使う
Appleも日本語の公式サポートで、
「Apple Accountにサインイン」
という表現を使用しています。
また、Apple Accountを利用して他社のアプリ・Webサイトへアクセスできる機能の名称は、
「Appleでサインイン」
です。
Apple Accountでサインインすると、iCloud、App StoreなどAppleのサービスを利用できるようになります。
このように、同じ「アカウントを使ってサービスへ入る」という操作でも、企業によって日本語表記が異なります。
「ログイン」と「サインイン」の決定的な違い
違い1:意味よりも「採用されている用語」が違う
最大のポイントです。
現在の一般的なWeb・アプリ利用では、ログインとサインインはほぼ同じ行為を表します。
違いは、
各企業・サービスがどちらを公式用語として採用しているか
です。
代表的には、
| サービス・企業 | 日本語でよく使われる公式表現 |
|---|---|
| ログイン | |
| Microsoft | サインイン |
| Apple | サインイン |
違い2:文章を書くときはサービス側の表記に合わせる
たとえばMicrosoft製品の操作説明で、画面上に、
「サインイン」
というボタンが表示されているなら、記事でも、
「[サインイン]をクリックします」
と書くほうが分かりやすくなります。
一方、Googleの操作説明なら、公式UIに合わせて、
「Googleアカウントにログインします」
とするのが自然です。
操作マニュアルでは、辞書的な意味より、
実際の画面に表示されている用語と一致させる
ことが重要です。
「ログイン」と「ログオン」の違い
「ログオン(log on)」も、コンピューター利用を開始する意味で使われてきた言葉です。
特に、以前のWindows・企業システム・ネットワークなどでは、
「ログオン」
という言葉を見かけることがありました。
実用上、
ログイン
ログオン
サインイン
は、非常に近い意味で使われてきました。
ただしMicrosoftの現在のスタイルガイドでは、通常、
sign in
を使うことが推奨されています。
そのため現在のWindows関連の記事では、「ログオン」より「サインイン」を目にする機会が多くなっています。
「ログアウト」と「サインアウト」の違い
ログイン・サインインの反対が、
ログアウト
サインアウト
です。
意味は、
現在利用しているアカウントのセッションを終了すること
です。
Googleでは「ログアウト」、MicrosoftやAppleでは「サインアウト」という表現を見かけます。
したがって、
ログイン ↔ ログアウト
サインイン ↔ サインアウト
という対応で覚えると分かりやすいでしょう。
ログアウトしてもアカウントは削除されない
よくある誤解ですが、
ログアウト・サインアウト=アカウント削除
ではありません。
ログアウトすると、その端末やブラウザーなどで現在の利用セッションを終了します。
アカウントそのものは残っているため、再び認証すればログインできます。
一方、
「アカウントを削除する」
場合は、登録情報・サービスデータなどに影響する別の操作です。
「ログイン」と「サインアップ」の違い
特に間違いやすいのが、
「サインイン」
と、
「サインアップ(sign up)」
です。
英語では文字が似ていますが、意味は異なります。
| サインイン | サインアップ |
|---|---|
| 既存アカウントを使って入る | 新しく登録・アカウント作成する |
| すでにアカウントがある | 新しいユーザーになる |
| sign in | sign up |
つまり、
サインイン=入る
サインアップ=登録する
です。
「ログイン」と「アカウント作成」の違い
ログインも、すでに存在しているアカウントを利用するときに行います。
アカウントをまだ持っていなければ、まず、
「アカウントを作成」
します。
Googleの公式ヘルプでも、
「Googleアカウントにログイン」
と、
「Googleアカウントを作成」
は別の操作として案内されています。
Microsoftでも、アカウントを持っていない利用者には「アカウントを作成する」という案内が表示されます。
「Appleでサインイン」は新規登録にも使える
少し特殊なのが、
「Appleでサインイン」
や、
「Googleでログイン」
のような仕組みです。
これらは、Apple Account・Googleアカウントを使って他社のサービスへ本人確認できる仕組みです。
サービスによっては、初めて利用するときに、
そのGoogleアカウントやApple Accountを使って新しい利用者アカウントを作成
し、2回目以降はそのままログインすることがあります。
そのためボタンに「ログイン」「サインイン」と書かれていても、初回利用時には裏側でアカウント登録も同時に行われる場合があります。
「ログイン」と「認証」の違い
「認証(authentication)」も重要な関連用語です。
認証とは、
「その人が本当にそのアカウントの本人なのかを確認すること」
です。
たとえば、
- パスワード
- パスキー
- 指紋
- 顔認証
- 確認コード
などを利用します。
ログイン・サインインは、通常、この認証を経て、
サービスの利用セッションを開始すること
を表します。
簡単に整理すると、
認証=「あなたは本当に本人ですか?」を確認
ログイン・サインイン=確認後、アカウント利用を開始
という関係です。
パスワードがなくてもログインできる?
できます。
現在は、パスワード以外の方法でログイン・サインインできるサービスが増えています。
たとえば、
- パスキー
- 指紋認証
- Face IDなどの顔認証
- セキュリティキー
- 認証アプリ
などです。
Googleアカウントも、メールアドレスとパスワードだけでなく、パスキーなどを利用できる仕組みがあります。
したがって、
「ログイン=必ずIDとパスワードを入力すること」
ではありません。
「2段階認証」とログインの関係
ログイン時に、パスワードだけでなく、別の確認方法を追加する仕組みが、
「2段階認証」
です。
たとえば、
- メールアドレスとパスワードを入力
- スマートフォンへ届いた確認コードを入力
という形です。
ログインという大きな処理の中で、複数の認証手段を利用して安全性を高めています。
「シングルサインオン(SSO)」とは?
「サインイン」と関連してよく登場する言葉に、
シングルサインオン(Single Sign-On、SSO)
があります。
シングルサインオンとは、一度の認証で複数のシステム・サービスを利用できるようにする仕組みです。
たとえば会社で、社員が一度会社アカウントへサインインすると、
- メール
- 社内ポータル
- オンライン会議
- ファイル共有
など複数サービスへ個別にパスワードを入力せず利用できる場合があります。
「シングルログイン」と呼ばれることもありますが、IT分野では「シングルサインオン(SSO)」という名称が広く定着しています。
「ログインしたまま」とは?
Webサービスでは、一度ログインしたあとブラウザーを閉じても、次回アクセス時にログイン状態が維持されることがあります。
Googleも、アカウントにログインすると、ログアウトするまでログイン状態が維持される仕組みを説明しています。
これはCookieなどを利用して、利用中のセッション・認証状態を維持しているためです。
自分専用のパソコンでは便利ですが、
共用パソコンや公共の端末では、使用後にログアウトする
ことが重要です。
公共のパソコンではログアウトが重要
図書館・ホテル・インターネットカフェ・職場の共用PCなどでは、ログイン状態を残したままにすると、次にその端末を使った人がアカウントへアクセスできる可能性があります。
そのため、利用後は、
ログアウト・サインアウト
し、必要に応じてブラウザーを閉じるなどの対策を行います。
Googleも、他人の端末などではシークレットブラウジングを利用し、使用後にウィンドウを閉じてログアウト状態にする方法を案内しています。
英語では「log in」と「login」に違いがある
日本語ではどちらも「ログイン」と書きますが、英語では文法上の違いがあります。
log in
動詞として使います。
たとえば、
log in to your account
なら、
「アカウントにログインする」
という意味です。
login
英語では名詞・形容詞的に使われることがあります。
たとえば、
login page
なら、
「ログインページ」
です。
ただし、日本語ではこの英語上の違いを意識せず、どちらも「ログイン」と表記するのが普通です。
英語の「sign in」は2語
Microsoftのスタイルガイドでは、動詞として、
sign in
と2語で書きます。
またMicrosoftは、通常の文章では「sign-in」を名詞・形容詞として多用せず、より具体的な表現を使う方針も示しています。
日本語では「サインイン」と1語のカタカナとして扱われるため、英語表記を書くときだけ注意するとよいでしょう。
「ログイン・サインイン」で迷ったときの3秒判定
| こんな場合 | 選びやすい表現 |
|---|---|
| Googleアカウントを利用する | ログイン |
| 「Googleでログイン」機能を使う | ログイン |
| Microsoftアカウントを利用する | サインイン |
| Windowsの現在の公式UIに合わせる | サインイン |
| Apple Accountを利用する | サインイン |
| 初めてアカウントを作る | アカウント作成/サインアップ |
| 利用中のセッションを終了する | ログアウト/サインアウト |
| 本人かどうかを確認する処理 | 認証 |
最も簡単に覚えるなら、
ログインとサインイン=基本的に同じ
迷ったら、そのサービスの画面に表示されている表現を使う
です。
「ログイン」を使った例文
- Googleアカウントにログインする。
- メールアドレスとパスワードを入力してログインした。
- 公共のパソコンでは、利用後に必ずログアウトする。
- 「Googleでログイン」を使ってサービスにアクセスした。
- パスキーを使ってアカウントへログインする。
「サインイン」を使った例文
- Microsoftアカウントにサインインする。
- Windowsへサインインした。
- Apple Accountを使ってサインインする。
- 「Appleでサインイン」を利用した。
- 共有パソコンでは作業後にサインアウトした。
具体例で比較:Google
Googleのアカウントページを開き、Googleアカウントを使える状態にする操作について、日本語の公式ヘルプでは、
「ログイン」
という言葉が使われています。
したがって操作説明を書くなら、
「Googleアカウントにログインします。」
とするのが自然です。
具体例で比較:Microsoft
Microsoftアカウントを使ってMicrosoft 365やOutlook.comなどへアクセスする場合、Microsoftの日本語公式サポートでは、
「サインイン」
と表現しています。
したがって、
「Microsoftアカウントにサインインします。」
が公式表記に沿った表現です。
具体例で比較:Apple
iPhoneやMacでApple Accountを利用する場合、Appleの公式サポートでは、
「Apple Accountにサインインする」
と案内されています。
また、他社サービスでApple Accountを利用する機能名も、
「Appleでサインイン」
です。
このように、同じ行為でも製品・サービスによって公式表現が違います。
よくある間違い1:「ログイン」と「サインイン」は技術的にまったく別物だと思う
現在の一般的なIT利用では、ほぼ同じ行為を表します。
企業・サービスによる用語選択の違いと考えるのが実用的です。
よくある間違い2:「サインインのほうが新しく、ログインは間違い」と思う
ログインは現在もGoogleなど多くのサービスで公式に使われています。
どちらか一方だけが正しいわけではありません。
よくある間違い3:「サインイン」と「サインアップ」を同じだと思う
まったく違います。
サインイン=既存アカウントを利用する
サインアップ=新しく登録する
です。
よくある間違い4:「ログアウト=アカウント削除」と思う
ログアウトは現在の利用状態を終了するだけです。
アカウントそのものは通常残ります。
よくある間違い5:「ログインには必ずパスワードが必要」と思う
現在は、パスキー・生体認証・セキュリティキーなど、パスワードを入力しない方法もあります。
よくある間違い6:「ログインできた=そのサービスのすべてを操作できる」と思う
ログイン後に利用できる範囲は、そのアカウントに与えられた権限によって異なります。
本人確認ができたことと、すべての情報・機能へアクセスする権限があることは別です。
よくある間違い7:操作説明で公式画面と違う用語を使う
Microsoftの画面に「サインイン」と表示されているのに、説明文で一貫して「ログイン」と書くと、利用者が迷う場合があります。
マニュアル・ブログ記事では、画面表示に合わせるのが基本です。
「ログイン」と「サインイン」に関するよくある質問
Q1. 「ログイン」と「サインイン」の一番簡単な違いは?
意味はほぼ同じで、主な違いはサービス・企業がどちらの言葉を採用しているかです。
Q2. Googleではログインとサインインのどちらを使いますか?
日本語のGoogle公式ヘルプでは「ログイン」が広く使われています。
「Googleでログイン」という公式名称もあります。
Q3. Microsoftではどちらを使いますか?
Microsoftは現在「サインイン」「サインアウト」を標準的に使用しています。
公式スタイルガイドでも「sign in」「sign out」が推奨されています。
Q4. Appleではどちらを使いますか?
Appleの日本語公式サポートでは「サインイン」が使われています。
「Appleでサインイン」という公式機能もあります。
Q5. 「ログイン」と「ログオン」は同じですか?
ほぼ同じ意味で使われてきました。
ただし現在のMicrosoftでは、「ログオン」より「サインイン」が標準的に使われています。
Q6. 「サインイン」と「サインアップ」の違いは?
サインインは既存のアカウントを使って入ること、サインアップは新しいアカウントを登録することです。
Q7. パスワードなしでもログインできますか?
できます。
サービスによってはパスキー・指紋・顔認証・セキュリティキーなどを利用できます。
Q8. ログインと認証は同じですか?
厳密には少し違います。
認証は本人であることを確認する処理で、ログイン・サインインはその認証を経てサービスの利用を開始することを表します。
Q9. 「Googleでログイン」「Appleでサインイン」とは何ですか?
GoogleアカウントやApple Accountを利用して、他社のアプリ・Webサイトへ本人確認してアクセスする仕組みです。
サービスごとに新しいパスワードを作成する負担を減らせます。
Q10. ブログ記事では「ログイン」と「サインイン」のどちらを使えばよいですか?
一般的な説明なら「ログイン」は広く通じます。
ただし、Microsoft・Appleなど特定サービスの操作方法を書く場合は、公式UIで使われている「サインイン」などの表記に合わせるのが最も分かりやすいでしょう。
まとめ
「ログイン」と「サインイン」は別の技術を表すように見えますが、現在の一般的なIT利用では、ほぼ同じ意味で使われています。
| ログイン | サインイン |
|---|---|
| アカウントの利用を開始する | アカウントの利用を開始する |
| Googleなどで使われる | Microsoft・Appleなどで使われる |
| 反対はログアウト | 反対はサインアウト |
| アカウント作成ではない | アカウント作成ではない |
| 実際の操作説明では、そのサービスの公式表示に合わせるのが最適 | |
最も簡単な覚え方は、
ログインとサインイン=基本的には同じ
違いは「どのサービスがどちらの言葉を使っているか」
です。
たとえば、
Google → 「ログイン」
Microsoft → 「サインイン」
Apple → 「サインイン」
という公式表記が現在確認できます。
Microsoftはスタイルガイドでも、コンピューター・デバイス・ネットワーク・アプリなどで利用セッションを開始することについて、基本的に「sign in」を使う方針を示しています。
一方、Googleの日本語ヘルプでは「Googleアカウントにログイン」「Googleでログイン」という表現が正式に使われています。
したがって、
「サインインが正しく、ログインは古い」
という理解は適切ではありません。
また、混同しやすい関連語については、
ログイン/サインイン=既存アカウントを使って入る
サインアップ=新しく登録する
ログアウト/サインアウト=利用セッションを終了する
認証=本人であることを確認する
と整理すると分かりやすくなります。
実際の操作マニュアルやブログ記事では、意味の違いを無理に作るのではなく、
画面上に「ログイン」とあればログイン、「サインイン」とあればサインインと書く
のが、読者にとって最も分かりやすい使い分けです。
参考資料・出典
本記事は、以下のMicrosoft・Google・Appleの公式資料を参照し、内容を整理したうえで作成しています。
-
Microsoft Learn「sign in, sign out – Microsoft Style Guide」
― コンピューター・デバイス・ネットワーク・アプリなどでセッションを開始するときに「sign in」、終了するときに「sign out」を使用し、「log in」「log on」等を原則使用しないというMicrosoftの用語方針 -
Microsoft Support「Microsoft アカウントにサインインする方法」
― Microsoft個人用アカウント・職場/学校アカウントについて「サインイン」という日本語表記を使用 -
Google アカウント ヘルプ「Google アカウントとは」
― Googleアカウントを利用する操作について「ログイン」「ログアウト」という日本語表記を使用 -
Google アカウント ヘルプ「『Google でログイン』を使用する」
― Googleアカウントを使って他社製アプリ・Webサイトへログインする公式機能を説明 -
Google アカウント ヘルプ「Google アカウントの作成」
― 既存アカウントへのログインと新しいアカウント作成を別の操作として説明 -
Apple Support「Webまたはデバイスの『設定』でApple Accountにサインインする」
― Apple Accountを使ってiCloud、App Storeなどのサービスを利用する操作を「サインイン」と説明 -
Apple Support「『Appleでサインイン』とは」
― Apple Accountを使って他社アプリ・Webサイトへサインインする公式機能を説明
※本記事の「ログインとサインインはほぼ同じ」という説明は、現在の一般的なWeb・アプリ・OS利用における実用上の意味を整理したものです。
※企業・製品ごとに用語方針が異なります。操作手順を書く場合は、利用時点の画面に表示されている「ログイン」「サインイン」などの正式表記を優先してください。
※英語では「log in」は動詞、「login」は名詞・形容詞的に使われることがありますが、日本語では通常どちらも「ログイン」と表記されます。
※ログイン方法はパスワードだけに限りません。パスキー、生体認証、セキュリティキー、確認コードなど、サービスによってさまざまな認証方法があります。
※本記事は一般的なIT用語の違いを解説するものであり、特定サービスの認証方式・セキュリティを保証するものではありません。
