「URL」と「ドメイン」の違いは?意味・構造・使い分けをわかりやすく解説

「サイトのURLを教えてください」

「独自ドメインを取得する」

Webサイトやブログを利用していると、「URL」と「ドメイン」という言葉を頻繁に目にします。

どちらもWebサイトの「住所」のように説明されることが多いため、

「URLとドメインは同じもの?」

「https://から全部がドメイン?」

「wwwはドメインに含まれる?」

「URLは取得するもの?ドメインは取得するもの?」

「同じドメインなのにURLが違うのはなぜ?」

と迷うことがあります。

簡単にいうと、「URL」はインターネット上にあるWebページや画像など、特定のリソースの場所を示すアドレス全体です。一方、「ドメイン」はURLの中で、Webサイトや組織などを識別する名前として使われる部分です。

一言で覚えるなら、

URL=「住所全体」

ドメイン=「住所の中にある建物・敷地の名前に近い部分」

です。

たとえば、次のURLがあるとします。

https://www.example.com/products/item01

この場合、URLは、

https://www.example.com/products/item01

という全体です。

その中で、一般的にWebサイトのドメインとして意識されるのが、

example.com

の部分です。

「https」は通信方法を示すスキーム、「www」はexample.comの下に置かれたサブドメインとして使われる名前、「/products/item01」はサイト内の場所を示すパスです。

MDNはURLを、Webページ・画像・動画など、インターネット上のリソースが存在する場所を示す文字列と説明しています。

一方、ICANNはドメイン名を、DNSによってIPアドレスと対応付けられる、人が扱いやすい文字列として説明しています。

この記事では、「URL」と「ドメイン」の違いから、https、www、サブドメイン、パス、トップレベルドメイン、DNS、IPアドレスとの関係、SEO上のURL設計まで詳しく解説します。

  1. 「URL」と「ドメイン」の違い【結論】
  2. 「URL」とは?
    1. インターネット上のリソースの場所を示すアドレス
  3. URLは「住所全体」と考えると分かりやすい
  4. 「ドメイン」とは?
    1. インターネット上で使われる、人が覚えやすい名前
  5. URLの中にドメインが含まれている
  6. 「https」はドメインではない
  7. 「www」はドメインなの?
  8. 「www」は必ず必要?
  9. 「サブドメイン」とは?
  10. 「サブドメイン」と「サブディレクトリ」の違い
  11. 「パス」とは?
  12. 同じドメインから何個もURLを作れる
  13. トップページのURLとドメインは同じ?
  14. 「.com」や「.jp」とは?
  15. セカンドレベルドメインとは?
  16. URLとIPアドレスの違い
  17. URLには必ずドメイン名が含まれる?
  18. 「ドメインを取得する」とは?
  19. 「URLを取得する」と「ドメインを取得する」は同じ?
  20. ドメインはWebサイト以外にも使われる
  21. 「URL」と「リンク」の違い
  22. 「URL」と「URI」の違い
  23. URLの「?」以降は何?
  24. URLの「#」以降は何?
  25. 「URL・ドメイン」で迷ったときの3秒判定
  26. 「URL」を使った例文
  27. 「ドメイン」を使った例文
  28. 具体例で比較:企業サイト
  29. 具体例で比較:ブログ記事
  30. SEOではURLの構造も重要?
  31. URLの単語は「-」で区切る?
  32. URLは短ければ短いほどSEOに有利?
  33. URLの大文字・小文字は同じ?
  34. よくある間違い1:「URL」と「ドメイン」は同じだと思う
  35. よくある間違い2:「https://」もドメインだと思う
  36. よくある間違い3:「www」がドメイン本体だと思う
  37. よくある間違い4:「1ドメインにつきURLは1個」と思う
  38. よくある間違い5:「URLを取得する」と「ドメインを取得する」を同じだと思う
  39. よくある間違い6:「ドメインはWebサイトにしか使えない」と思う
  40. よくある間違い7:「URLには必ずドメイン名が入っている」と思う
  41. 「URL」と「ドメイン」に関するよくある質問
    1. Q1. 「URL」と「ドメイン」の一番簡単な違いは?
    2. Q2. 「https://example.com/」では、どこがドメインですか?
    3. Q3. 「www.example.com」のwwwは何ですか?
    4. Q4. wwwは必ず必要ですか?
    5. Q5. 同じドメインなのにURLが違うのはなぜですか?
    6. Q6. URLとWebアドレスは同じですか?
    7. Q7. 独自ドメインとは何ですか?
    8. Q8. ドメインを取得すればすぐWebサイトが表示されますか?
    9. Q9. URLはSEOに関係しますか?
    10. Q10. 迷ったときの簡単な見分け方は?
  42. まとめ
  43. 参考資料・出典

「URL」と「ドメイン」の違い【結論】

比較項目 URL ドメイン
正式名称 Uniform Resource Locator Domain Name
主な意味 特定のWebページ・画像などの場所を示す インターネット上のサイト・組織等を識別する名前
範囲 広い URLを構成する一部分になることが多い
例 https://www.example.com/about/ example.com
ページごとに変わる? 変わる 同じサイト内では共通することが多い
取得・登録するもの 通常「URLを登録する」とは考えない ドメイン名を登録・契約して利用する
DNSとの関係 URL内のホスト名等の解決にDNSを利用することがある DNSの名前体系そのものに関係する

3秒で判断するなら、

「https://からページの場所まで含めた全部?」 → URL

「example.comのようなサイトを識別する名前?」 → ドメイン

と考えると分かりやすいでしょう。

「URL」とは?

インターネット上のリソースの場所を示すアドレス

URLは、

Uniform Resource Locator

の略です。

MDNはURLについて、Webページ・画像・動画など、インターネット上にあるリソースの場所を特定するための文字列と説明しています。

たとえば、

  • Webページ
  • 画像
  • PDF
  • 動画
  • CSSファイル
  • JavaScriptファイル

などにも、それぞれURLを設定できます。

そのため、URLは単に、

「Webサイトの名前」

ではありません。

「インターネット上のどの場所に、どのリソースがあるのか」

を示すものです。

URLは「住所全体」と考えると分かりやすい

たとえば、

https://www.example.com/news/article01

というURLがあるとします。

このURL全体によって、ブラウザは、

「example.comという場所にある、news/article01というリソースをHTTPSで取得する」

という情報を判断できます。

URLには、ドメインだけでなく、通信方法やページの場所なども含まれます。

「ドメイン」とは?

インターネット上で使われる、人が覚えやすい名前

「ドメイン名」は、インターネット上のコンピューターやサービスを識別するために使われる名前です。

たとえば、

example.com

のような文字列です。

インターネット上では、通信先を識別するためにIPアドレスが利用されます。

しかし、数字などで構成されるIPアドレスは、人間にとって覚えにくいものです。

そこで、

example.com

のような覚えやすい名前を利用し、それをIPアドレスなどに対応付ける仕組みが、

DNS(Domain Name System)

です。

ICANNはDNSを、ドメイン名とIPアドレスを結び付け、人がインターネットを利用しやすくする仕組みとして説明しています。

URLの中にドメインが含まれている

URLとドメインの関係を見るため、次の例を使います。

https://www.example.com/products/shoes?id=123#review

部分 例 役割
スキーム https 通信方法等を示す
ホスト名 www.example.com 接続先のホストを示す
ドメイン example.com サイト・組織等を識別する基本的な名前
サブドメイン www example.com内の下位の名前
パス /products/shoes サーバー内のリソースの場所を示す
クエリ ?id=123 追加の条件・値などを渡す
フラグメント #review ページ内の特定部分などを示す

つまり、

ドメインはURLの一部分

と考えるのが基本です。

「https」はドメインではない

URLの最初にある、

https://

はドメインではありません。

MDNでは、URLの最初の部分を、

スキーム(scheme)

と説明しています。

Webページでは主に、

  • https
  • http

などが使われます。

つまり、

https://example.com

なら、

https=スキーム

example.com=ドメイン名

です。

「www」はドメインなの?

「www」は、多くの場合、基本となるドメインの前に付けられた、

サブドメイン

として扱われます。

たとえば、

www.example.com

では、一般的な説明として、

example.com=基本となるドメイン

www=サブドメイン

と整理できます。

ICANNも、上位のドメイン内に存在する下位のドメインを「subdomain」と説明しています。

ただしDNSの階層という厳密な意味では、「www.example.com」全体も一つのドメイン名として扱えます。

Webサイト運営の一般的な説明では、

「独自ドメインexample.comに、wwwというサブドメインを付けたもの」

と考えると分かりやすいでしょう。

「www」は必ず必要?

必要ではありません。

たとえば、

https://example.com/

でも、

https://www.example.com/

でも、Webサイトを運営できます。

どちらを使用するかはサイト運営者の設定によります。

また、両方へアクセスできるようにし、一方へ転送する運用もあります。

したがって、

「Webサイトには必ずwwwが付く」

というわけではありません。

「サブドメイン」とは?

サブドメインは、あるドメインの下に作られた下位のドメインです。

たとえば、

example.com

というドメインがある場合、

  • blog.example.com
  • shop.example.com
  • support.example.com

などを作ることができます。

この場合、

blog

shop

support

などがサブドメイン部分です。

ICANNも、たとえばcommunity.icann.orgやgnso.icann.orgを、icann.orgのサブドメインとして説明しています。

「サブドメイン」と「サブディレクトリ」の違い

似ていますが別物です。

たとえば、

blog.example.com

はサブドメインです。

一方、

example.com/blog/

は、URLのパス部分を利用した構造で、一般にサブディレクトリと呼ばれます。

種類 例
サブドメイン blog.example.com
サブディレクトリ example.com/blog/

どちらもサイトを分類する目的で使えますが、URL上の構造は異なります。

「パス」とは?

パスは、URLの中で、そのドメイン内のどのリソースへアクセスするかを示す部分です。

たとえば、

https://example.com/news/article01/

なら、

/news/article01/

がパスです。

同じドメインであっても、パスを変えることで多数のURLを作れます。

同じドメインから何個もURLを作れる

ここは「URL」と「ドメイン」の違いを理解するうえで非常に重要です。

たとえば、同じ、

example.com

というドメインでも、

  • https://example.com/
  • https://example.com/about/
  • https://example.com/contact/
  • https://example.com/news/
  • https://example.com/news/article01/

など、多数の異なるURLを作れます。

つまり、

一つのドメイン=一つのURL

ではありません。

一つのドメインの下に、多数のURLが存在できる

のです。

トップページのURLとドメインは同じ?

似ていますが、正確には同じではありません。

たとえば、

https://example.com/

というトップページがあった場合、

URLは、

https://example.com/

です。

ドメインは、

example.com

です。

トップページではパスがほとんど見えないため、URLとドメインが同じように感じられるだけです。

「.com」や「.jp」とは?

ドメイン名は階層構造になっています。

たとえば、

example.com

なら、

.com

が、

トップレベルドメイン(TLD)

です。

IANAはDNSのルートゾーンについて、.comなどのgTLDや、国・地域に対応するccTLDなどのトップレベルドメイン情報を管理しています。

代表例には、

  • .com
  • .org
  • .net
  • .jp

などがあります。

セカンドレベルドメインとは?

ICANNは、

icann.org

を例に、

org=トップレベル

icann=その下の第2レベル

と説明しています。

このようにDNSの名前は、ドットで区切られた階層構造を持ちます。

ただし、実際にユーザーが登録できる単位はTLD・レジストリのルールによって異なるため、

「右から2つを取れば、どんなドメインでも必ず登録単位になる」

と単純化しすぎないよう注意が必要です。

URLとIPアドレスの違い

IPアドレスは、ネットワーク上の機器・接続先を識別するためのアドレスです。

ドメイン名は、人が扱いやすい文字列を利用できるようにするため、DNSを通じてIPアドレス等と対応付けられます。

つまり、

ドメイン=人間が覚えやすい名前

IPアドレス=ネットワーク通信で使われるアドレス

と考えると分かりやすいでしょう。

URLには必ずドメイン名が含まれる?

必ずしもそうではありません。

一般的なWebサイトのURLではドメイン名が使われますが、URLのホスト部分にIPアドレスを直接指定することも技術的には可能です。

MDNも、URLのhostnameには、

ドメイン名またはIPアドレス

が入る場合があると説明しています。

また、URLにはWebのHTTP・HTTPS以外のスキームが使われることもあります。

したがって、より正確には、

「一般的なWebサイトのURLにはドメイン名が含まれることが多い」

と考えるのが適切です。

「ドメインを取得する」とは?

Webサイトを運営するとき、

「独自ドメインを取得する」

という表現をよく使います。

これは、ドメイン登録サービスなどを通じて、利用したいドメイン名を登録し、一定期間利用できるようにすることです。

たとえば、

example.com

というドメインを利用できるように契約した後、WebサーバーやDNSの設定を行います。

そのドメインの下で、必要なWebページのURLを作っていきます。

「URLを取得する」と「ドメインを取得する」は同じ?

通常は同じ意味ではありません。

一般的に「取得・登録する」と表現する対象は、

ドメイン名

です。

ドメインを取得し、Webサイトを構築すれば、

/about/

/contact/

/news/article01/

などのパスを作り、多数のURLを設定できます。

つまり、

ドメインを登録 → サイトを構築 → 各ページのURLが生まれる

という流れで考えると分かりやすいでしょう。

ドメインはWebサイト以外にも使われる

ドメインはWebサイト専用ではありません。

たとえば、

user@example.com

というメールアドレスにも、

example.com

というドメイン名が含まれています。

ICANNも、ドメイン名がWebページだけでなく、メールサーバーなどインターネット上のリソースを探す基礎となることを説明しています。

この点でも、

ドメイン=WebページのURLそのもの

ではありません。

「URL」と「リンク」の違い

「URL」と「リンク」も日常的には同じように使われます。

しかし厳密には少し違います。

URLは、リソースの場所を表す文字列です。

リンクは、そのURLなどを使い、クリック・タップして別の場所へ移動できる仕組みです。

たとえば、

「詳しくはこちら」

という文字にURLが設定されている場合、画面上にURL自体が表示されていなくても、その文字がリンクとして機能します。

「URL」と「URI」の違い

専門的な文脈では、

URI(Uniform Resource Identifier)

という言葉も登場します。

URIはWeb上などのリソースを識別するための概念で、MDNでは、URLを最も一般的なURIの種類として説明しています。

一般的なWebサイト利用やブログ運営では、

「Webページのアドレス=URL」

と覚えておけば、通常は問題ありません。

URLの「?」以降は何?

URLには、

?

以降に追加の情報が付くことがあります。

たとえば、

https://example.com/search?q=apple

の、

?q=apple

の部分です。

この部分は一般に、

クエリ

クエリパラメータ

などと呼ばれます。

検索条件・商品ID・並び順などをサーバーへ渡す目的で使われることがあります。

URLの「#」以降は何?

URL末尾に、

#faq

などが付いている場合があります。

これは一般に、

フラグメント

と呼ばれます。

Webページ内の特定の位置を示すなどの目的で利用されます。

つまり、URLには、ドメイン以外にも多くの情報を含められます。

「URL・ドメイン」で迷ったときの3秒判定

こんな場合 答え
example.com ドメイン
https://example.com/ URL
https://example.com/about/ URL
www.example.comの「www」 サブドメインとして使われる部分
.com トップレベルドメイン
/about/ パス
https スキーム
サイト用の名前を登録する ドメインを取得・登録する

最も簡単に覚えるなら、

URL=「全部」

ドメイン=「URLの中の名前部分」

です。

「URL」を使った例文

  • お問い合わせページのURLを教えてください。
  • ブラウザのアドレスバーにURLを入力する。
  • 記事を公開すると新しいURLが作成された。
  • 古いURLから新しいページへ転送する。
  • メールに商品のURLを貼り付けた。

「ドメイン」を使った例文

  • 新しいWebサイト用のドメインを取得した。
  • 会社名に合った独自ドメインを登録する。
  • ドメインの更新期限を確認した。
  • 新しいサーバーへドメインを設定する。
  • メールアドレスにも独自ドメインを利用している。

具体例で比較:企業サイト

ある企業が、

example.com

というドメインを使用しているとします。

トップページは、

https://example.com/

会社概要は、

https://example.com/company/

お問い合わせページは、

https://example.com/contact/

といったURLにできます。

3つともURLは違いますが、

ドメインはexample.comで共通

しています。

具体例で比較:ブログ記事

ブログで100記事を公開すれば、通常は各記事に異なるURLが割り当てられます。

しかし、それぞれ同じサイト内の記事なら、基本となるドメインは共通します。

つまり、

ドメインはサイトの土台となる名前

URLは各ページ・各リソースまで指定する住所

と考えられます。

SEOではURLの構造も重要?

はい。

Google検索セントラルは、ユーザーやGoogle検索がサイト構造を理解しやすくなるよう、可能な限りシンプルで論理的なURL構造を推奨しています。

たとえば、長い意味不明な番号だけではなく、ページ内容を理解しやすい単語をURLに使うことが推奨されています。

例として、

/product/123456789/

より、内容が分かる、

/product/black-shirt/

のような構造のほうが、ユーザーにも内容を理解しやすくなります。

URLの単語は「-」で区切る?

Google検索セントラルは、URL内で複数の単語を区切る場合、

ハイフン(-)

の使用を推奨しています。

たとえば、

/black-shirt/

のような形です。

アンダースコアよりハイフンを推奨するというGoogleの公式ガイドラインがあります。

URLは短ければ短いほどSEOに有利?

単純に「短ければ必ず検索順位が上がる」と考えるのは適切ではありません。

Googleは、可能な限りシンプルで人が理解しやすいURL構造を推奨しています。

重要なのは、

  • 不要に複雑にしない
  • 論理的な構造にする
  • ページ内容を理解しやすくする
  • 不要なパラメータを減らす

ことです。

URLの大文字・小文字は同じ?

注意が必要です。

Google検索は、URLのパス部分などについて、大文字・小文字が異なるURLを別のURLとして扱う場合があります。

たとえば、

/Apple/

と、

/apple/

です。

サーバー側の仕様にもよりますが、サイト運営では表記を統一したほうが管理しやすくなります。

よくある間違い1:「URL」と「ドメイン」は同じだと思う

違います。

ドメインは、一般的なWeb URLを構成する一部分です。

URLにはスキーム・ホスト名・パスなども含まれます。

よくある間違い2:「https://」もドメインだと思う

「https」はスキームです。

ドメイン名とは別の部分です。

よくある間違い3:「www」がドメイン本体だと思う

一般的なWeb運営では、「www」はexample.comなどの基本ドメインに付けたサブドメインとして扱われます。

wwwが付かないWebサイトもあります。

よくある間違い4:「1ドメインにつきURLは1個」と思う

一つのドメインの下に、何千・何万というURLを作ることもできます。

記事・商品・カテゴリーなど、リソースごとに別のURLを持たせられます。

よくある間違い5:「URLを取得する」と「ドメインを取得する」を同じだと思う

通常、登録・契約するのはドメイン名です。

各ページのURLは、そのドメインとサイト構造に基づいて作られます。

よくある間違い6:「ドメインはWebサイトにしか使えない」と思う

ドメインはメールアドレスなどにも使われます。

DNSの名前体系はWebページだけのために存在するものではありません。

よくある間違い7:「URLには必ずドメイン名が入っている」と思う

一般的なWebサイトではドメイン名が使われますが、URLのホストとしてIPアドレスを直接使用できる場合もあります。

したがって、すべてのURLに文字列のドメイン名が必須というわけではありません。

「URL」と「ドメイン」に関するよくある質問

Q1. 「URL」と「ドメイン」の一番簡単な違いは?

URLはページ等の場所を表す住所全体、ドメインはそのURLの中でサイト・組織等を識別する名前として使われる部分です。

Q2. 「https://example.com/」では、どこがドメインですか?

一般的には、

example.com

がドメインです。

「https」はスキームです。

Q3. 「www.example.com」のwwwは何ですか?

一般的なWebサイト運営では、example.comに付けられたサブドメインとして説明できます。

Q4. wwwは必ず必要ですか?

いいえ。

wwwを付けないドメインでWebサイトを運営することもできます。

Q5. 同じドメインなのにURLが違うのはなぜですか?

ドメインの後ろに異なるパス・クエリなどを付けることで、別のページ・リソースを指定できるためです。

Q6. URLとWebアドレスは同じですか?

一般的なWeb利用では、URLを「Webアドレス」「Webページのアドレス」と呼ぶことがあります。

Q7. 独自ドメインとは何ですか?

企業・個人などが自分で登録・管理して利用するドメイン名を、一般に独自ドメインと呼びます。

Q8. ドメインを取得すればすぐWebサイトが表示されますか?

通常はドメイン登録だけでなく、WebサーバーやDNSなどの設定が必要です。

ドメインは名前であり、Webコンテンツを置く仕組みとは別だからです。

Q9. URLはSEOに関係しますか?

Googleは、検索エンジンとユーザーが理解しやすいよう、シンプルで論理的なURL構造を推奨しています。

ただし、URLだけで検索順位が決まるわけではありません。

Q10. 迷ったときの簡単な見分け方は?

「https://からページ名などまで含む全体?」 → URL

「example.comのような基本となる名前?」 → ドメイン

と考えてください。

まとめ

「URL」と「ドメイン」は非常によく似た場面で使われますが、同じものではありません。

URL ドメイン
特定のリソースの場所を示す サイト・組織等を識別する名前
https://example.com/about/ など example.com など
スキーム・ホスト名・パス等から構成 URLを構成する名前部分として使われる
ページごとに異なる 同一サイト内で共通することが多い
一つのドメインから多数作れる 登録して利用する

最も簡単な覚え方は、

URL=「住所全体」

ドメイン=「住所の中にある基本的な名前」

です。

たとえば、

https://www.example.com/blog/article01/

というURLなら、

https=スキーム

www=サブドメインとして使われる部分

example.com=基本となるドメイン

/blog/article01/=パス

と整理できます。

また、一つのドメインを利用して、

/about/

/contact/

/blog/article01/

など多数のURLを作ることができます。

したがって、

ドメインはWebサイト全体の基本となる名前

URLは個別のページ・画像などまで指定する住所

と考えると、両者の違いを理解しやすくなります。

サイト運営ではさらに、

サブドメイン

パス

クエリパラメータ

フラグメント

などを組み合わせてURLを構成します。

SEOの観点でも、Googleは人と検索エンジンが理解しやすい、シンプルで論理的なURL構造を推奨しています。

ブログやWebサイトを運営するときは、

「ドメインを取得する」

ことと、

「各記事・ページのURLを設計する」

ことを別の作業として考えると分かりやすいでしょう。

参考資料・出典

本記事は、以下のICANN・IANA・MDN・Googleの公式・技術資料を参照し、内容を整理したうえで作成しています。

  • MDN Web Docs「URLとは何か」
    ― URLをインターネット上にある固有のリソースのアドレスとして説明し、スキーム、ドメイン名、パス、パラメータ、フラグメント等の構造を解説
  • MDN Web Docs「URL – 用語集」
    ― URLをWebページ・画像・動画などの場所を特定する文字列として説明
  • MDN Web Docs「URL: hostname」
    ― URLのhostnameとしてドメイン名またはIPアドレスが使われる場合があることを説明
  • ICANN「About Domain Names」
    ― ドメイン名とIPアドレス、DNSの関係、ドメイン名の階層構造を説明
  • ICANN「Domain Name」
    ― URLの基礎となるドメイン名の役割、icann.org等を使ったURLとドメインの違いを説明
  • ICANN「Subdomain」
    ― 上位ドメインの中に存在する下位ドメインをサブドメインとして説明
  • IANA「Domain Name Services」「Root Zone Database」
    ― DNSルート、トップレベルドメイン、gTLD・ccTLD等の管理情報を掲載
  • Google検索セントラル「Google検索におけるURL構造のベストプラクティス」
    ― シンプルで理解しやすいURL構造、分かりやすい単語、ハイフンによる単語区切り、不要なパラメータ削減等を推奨

※本記事では一般ユーザー・Webサイト運営者が理解しやすいよう、「example.com」を基本となるドメイン、「www」をサブドメインとして説明しています。DNSの厳密な階層上は、より広い意味で「www.example.com」全体をドメイン名として扱うこともできます。

※TLDやドメイン登録単位の構造は種類によって異なります。「ドットの右から2区切りが必ず登録ドメインになる」とは限りません。

※一般的なWeb URLではドメイン名が使われますが、IPアドレスをホストとして使用するURLなども存在するため、すべてのURLに文字列のドメイン名が必須というわけではありません。

※GoogleのURL構造に関する推奨事項は、検索順位を保証するものではありません。サイト全体の品質・コンテンツ・クロール・インデックス等、多数の要素が関係します。

※本記事は一般的なWeb・IT用語の違いを解説するものであり、個別のドメイン契約・DNS設定・SEO施策の成果を保証するものではありません。

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