「仕事の成果を出す」「努力の成果が表れた」「研究成果を発表する」など、「成果」という言葉は仕事・勉強・研究・スポーツ・プロジェクトなど幅広い場面で使われます。
日常的によく見る言葉ですが、いざ正確に説明しようとすると、
- 「成果」とは簡単にいうと何なのか
- 「結果」と「成果」は何が違うのか
- 悪い結果も「成果」と呼べるのか
- 「成果を出す」と「成果を上げる」はどう違うのか
- 「成果を残す」とはどういう意味なのか
- 「効果」「実績」「業績」とどう使い分けるのか
- 「成果物」と「成果」は同じなのか
- 仕事で「成果」とは具体的に何を指すのか
など、細かな疑問が出てきます。
結論からいうと、「成果」とは、ある活動・努力・取り組みなどによって得られた、価値のあるよい結果を表す言葉です。
単に何かが終わった結果というだけでなく、「取り組んだことが実を結んだ」という前向きな意味を含むのが大きな特徴です。
この記事では、「成果」の意味・使い方を基本から整理し、「結果・効果・実績・業績・成績・進捗・成果物」との違い、さらに「成果を上げる・出す・残す・得る」などの自然な表現まで詳しく解説します。
- 結論:「成果」とは取り組んだことで得られたよい結果
- 「成果」の意味をもう少し詳しく
- 「成果」は必ず良い意味?
- 「成果」と「結果」の違い
- 「成果」と「効果」の違い
- 「成果」と「実績」の違い
- 「成果」と「業績」の違い
- 会社の「業績」と個人の「成果」は違う?
- 「成果」と「成績」の違い
- 「成果」と「進捗」の違い
- 「成果」と「目標」の違い
- 「成果」と「成功」の違い
- 「成果物」とは?「成果」と何が違う?
- 「成果を上げる」とは?
- 「成果を出す」とは?
- 「成果を上げる」と「成果を出す」の違い
- 「成果を残す」とは?
- 「成果を得る」とは?
- 「成果が出る」とは?
- 「成果が表れる」とは?
- 「一定の成果」とは?
- 「十分な成果」とは?
- 「目に見える成果」とは?
- 仕事における「成果」とは?
- 「努力」と「成果」は同じではない
- 「成果につながる」とは?
- 「成果を評価する」とは?
- 「成果主義」とは?
- 研究における「成果」とは?
- 勉強における「成果」とは?
- スポーツにおける「成果」とは?
- 「成果を発揮する」は自然?
- 「成果を上げる」と「成果が上がる」は違う?
- 「成果をあげる」の漢字は「上げる」「挙げる」?
- 「成果」の類語・言い換え
- 「成果」を使った例文
- 「成果」に関するよくある質問
- Q1.「成果」とは簡単にいうと何ですか?
- Q2.「成果」の読み方は?
- Q3.悪い結果も「成果」といいますか?
- Q4.「成果」と「結果」は何が違いますか?
- Q5.「成果」と「効果」は何が違いますか?
- Q6.「成果」と「実績」は何が違いますか?
- Q7.「成果」と「業績」は何が違いますか?
- Q8.「成果」と「進捗」は何が違いますか?
- Q9.「成果を出す」と「成果を上げる」は違いますか?
- Q10.「成果を残す」とは?
- Q11.「成果が出る」とは?
- Q12.「一定の成果」とは?
- Q13.「成果物」と「成果」は違いますか?
- Q14.仕事でいう「成果」とは何ですか?
- Q15.「努力」と「成果」は同じですか?
- Q16.「成果」と「成功」は同じですか?
- まとめ
- 参考リンク
結論:「成果」とは取り組んだことで得られたよい結果
「成果」は、
成果(せいか)
と読みます。
意味を簡単にいうと、
あることを行った結果として得られた、よい結果・価値のある結果
です。
たとえば、半年間営業活動を続けた結果、新規顧客を多数獲得できたとします。
この場合、
「営業活動の成果が出た」
「大きな成果を上げた」
と表現できます。
研究なら、
「長年の研究成果を発表する」
勉強なら、
「毎日の勉強の成果が試験に表れた」
スポーツなら、
「日々の練習の成果を発揮する」
などと使います。
| 言葉 | 簡単な意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 成果 | 取り組みによって得たよい結果 | プラスの結果という意味が強い |
| 結果 | ある原因・行為のあとに生じたこと | よい場合も悪い場合もある |
| 効果 | 働きかけによって生じる効き目 | 作用・影響に注目する |
| 実績 | 実際に成し遂げ、示した成果や成績 | 過去に積み重ねた事実として扱いやすい |
| 業績 | 事業・仕事・研究などで得た成果 | 企業・研究・仕事で使われやすい |
「成果」の意味をもう少し詳しく
「成果」は、単に何かをした後に起きたことを表す言葉ではありません。
一般には、
- 努力した
- 活動した
- 研究した
- 改善した
- 練習した
- 計画を実行した
といった行為があり、その結果として価値のあるものが得られたときに使います。
たとえば、
「1年間勉強した結果、試験に不合格だった」
という文章は自然です。
しかし、通常、
「1年間勉強した成果として不合格になった」
とは言いません。
「成果」には、基本的に「よい結果」「努力が実った結果」という意味合いがあるためです。
「成果」は必ず良い意味?
基本的には、よい意味で使う言葉です。
辞書でも「成果」は、あることを行って得られた「よい結果」と説明されています。
そのため、
- 成果が出た
- 大きな成果を上げた
- 一定の成果があった
- 研究成果
- 努力の成果
など、プラスの内容に使われるのが一般的です。
ただし、
「期待したほどの成果は得られなかった」
「十分な成果にはつながらなかった」
のように、「成果が不足していた」という文脈では否定的な文章にも使えます。
ここで否定されているのは「成果という言葉の意味」ではなく、成果が十分に得られなかったという事実です。
「成果」と「結果」の違い
「成果」と「結果」は非常に近い言葉ですが、大きな違いがあります。
結果は、ある原因・行為などから最終的に生じた状態を広く表します。
成果は、その中でも、取り組みなどによって得られた好ましい結果を表します。
| 比較 | 成果 | 結果 |
|---|---|---|
| 意味 | 取り組みによって得たよい結果 | 行為・原因などのあとに生じたこと |
| よい場合 | 使う | 使う |
| 悪い場合 | 基本的には使いにくい | 使える |
| 努力との関係 | 努力・活動との結び付きが強い | 必須ではない |
たとえば、
「広告を出した結果、売上が20%増えた」
は事実を述べています。
これを、
「広告施策によって大きな成果を上げた」
とすると、売上増加を価値のある達成として評価しているニュアンスが加わります。
反対に、
「広告を出した結果、赤字になった」
とは言えますが、
「広告の成果として赤字になった」
とは通常言いません。
つまり、「結果」の中の好ましいものを「成果」と呼ぶと考えると理解しやすいでしょう。
「成果」と「効果」の違い
「成果」と「効果」は、どちらも「よい結果」を表すことがありますが、注目する部分が違います。
成果は、活動・努力の結果として何を得たかに注目します。
効果は、ある行動・方法・薬・施策などが、どのような作用・効き目をもたらしたかに注目します。
たとえば、
「広告の効果で問い合わせが増えた」
なら、広告という働きかけの効き目を説明しています。
その結果として新規契約を100件獲得できれば、
「営業活動で大きな成果を上げた」
と表現できます。
イメージすると、
施策 → 効果 → 最終的な成果
という関係になることがあります。
ただし、実際には「効果」と「成果」が重なる場面もあります。
詳しい使い分けは、「成果」と「効果」の違いは?意味・使い分けを例文でわかりやすく解説で詳しく解説しています。
「成果」と「実績」の違い
「成果」と「実績」も仕事で非常によく混同されます。
成果は、ある取り組みによって得られたよい結果です。
実績は、実際に成し遂げた成果・成績などを、客観的な事実として示す言葉です。
たとえば、営業担当者が今年、
「新規顧客を50社獲得した」
とします。
その年度については、
「今年の営業活動で大きな成果を出した」
といえます。
それが過去数年間にわたって積み重なり、
- 新規顧客獲得数
- 売上実績
- 受注実績
- プロジェクト成功数
などとして示せるようになると、「実績」という言葉が使いやすくなります。
| 成果 | 実績 |
|---|---|
| 取り組んで得たよい結果 | 実際に達成した事実・積み重ね |
| 一つの活動にも使いやすい | 経歴・評価材料として使いやすい |
| 「成果が出た」 | 「実績がある」 |
詳しくは、「成果」と「実績」の違いとは?意味・使い分けを仕事・人事評価・履歴書の例文で徹底解説も参考にしてください。
「成果」と「業績」の違い
「業績」は、事業・仕事・研究などで上げた成果を表す言葉です。
そのため、「成果」より使用場面がやや限定されます。
たとえば、
- 企業の業績
- 研究者の業績
- 学術上の業績
- 営業業績
などです。
一方、「成果」は、
- 勉強の成果
- 練習の成果
- ダイエットの成果
- 研究の成果
- 仕事の成果
など、より幅広い活動に使えます。
したがって、
成果=幅広い取り組みで得たよい結果
業績=事業・仕事・研究などで成し遂げた成果
と考えるとわかりやすいでしょう。
会社の「業績」と個人の「成果」は違う?
会社では、
「会社の業績が好調だ」
という表現がよく使われます。
この場合の「業績」は、売上高・利益など企業活動の結果を含む言葉です。
一方、社員個人については、
「業務改善で成果を上げた」
「営業活動で成果を出した」
などと表現できます。
もちろん「個人の業績」という言い方もできますが、「成果」のほうが個別の活動について幅広く使いやすい言葉です。
「成果」と「成績」の違い
「成績」は、成し遂げた結果や、その結果に対する評価を意味します。
特に、
- 学校の成績
- 試験成績
- 営業成績
- 競技成績
など、数値・順位・評価として示せるものによく使われます。
「成果」は、必ずしも点数や順位で表す必要はありません。
たとえば、
「研修の成果として社員間の情報共有が改善した」
という場合、明確な点数がなくても「成果」と呼べます。
「成果」と「進捗」の違い
「進捗」は、物事がどの程度進んでいるかを表します。
一方、「成果」は、その取り組みによって何が得られたかです。
つまり、
進捗=途中経過
成果=取り組みによって得られたもの
という違いがあります。
たとえば、システム開発で、
「現在、全体の70%まで作業が完了している」
というのは進捗です。
一方、開発によって、
「処理時間を50%短縮できた」
というのは成果です。
進捗については、「進捗」とは?意味・読み方をわかりやすく解説|進行・進展・進捗状況・成果との違いも徹底比較も参考になります。
「成果」と「目標」の違い
「目標」は、これから到達したい状態・数値などです。
「成果」は、実際に行動したあとに得られたものです。
たとえば、
「新規契約100件獲得」
を目標に設定したとします。
その後、実際に120件獲得できれば、それが成果です。
つまり、
目標=事前に目指すもの
成果=実行後に実際に得られたもの
です。
「成果」と「成功」の違い
「成功」は、物事を目的どおりに成し遂げることです。
一方、「成果」は、その過程で得られた具体的なよい結果です。
たとえば、新商品の発売が予定どおり成功したとしても、その成果として、
- 売上が増えた
- 新規顧客が増えた
- ブランド認知度が上がった
など、複数のものが得られる可能性があります。
「成功」は取り組み全体の成否、「成果」はそこから得られた結果と考えると区別しやすいでしょう。
「成果物」とは?「成果」と何が違う?
「成果物(せいかぶつ)」とは、取り組み・プロジェクトなどの結果として作られた具体的なものを表します。
特にIT・システム開発・業務委託などでよく使われます。
たとえば、システム開発なら、
- プログラム
- 設計書
- 仕様書
- テスト結果報告書
- マニュアル
などが成果物になることがあります。
「成果」と「成果物」は同じではありません。
| 成果 | 成果物 |
|---|---|
| 活動によって得たよい結果 | 活動の結果として完成した具体的なもの |
| 売上増加・能力向上なども含む | 文書・製品・プログラムなど |
| 必ずしも物として存在しない | 具体的な納品物を指す場合が多い |
たとえば、研修の「成果」が社員の知識向上だとしても、その研修資料そのものを「成果物」と呼ぶ場合があります。
「成果を上げる」とは?
「成果を上げる」は非常によく使う表現です。
意味は、
取り組みによってよい結果を得る
ことです。
例文
- 新しい営業手法によって大きな成果を上げた。
- 地道な研究が成果を上げ始めている。
- 少人数のチームでも高い成果を上げた。
- 短期間で一定の成果を上げることができた。
特に仕事・研究・政策など、ある程度客観的に評価できる成果について使いやすい表現です。
「成果を出す」とは?
「成果を出す」も自然な表現です。
特にビジネスやスポーツでよく使われます。
例文
- 限られた時間で成果を出す。
- 新しい部署でも早期に成果を出した。
- チーム全体で成果を出す必要がある。
- 努力だけでなく、成果を出すことが求められている。
「成果を上げる」よりも会話的で、直接的に「結果を出す」というニュアンスがあります。
「成果を上げる」と「成果を出す」の違い
基本的な意味はかなり近い表現です。
ただし、印象としては、
- 成果を上げる:やや客観的・文章的
- 成果を出す:ビジネス会話などで直接的
という違いがあります。
たとえば報告書なら、
「本施策によって一定の成果を上げた」
が使いやすく、上司との会話なら、
「今期は成果を出したい」
も自然です。
「成果を残す」とは?
「成果を残す」は、後から振り返ることのできる結果・実績を残すという意味です。
その場だけの成果というより、後に評価されるような結果を表しやすい言葉です。
例文
- 研究者として大きな成果を残した。
- 短い在任期間でも確かな成果を残した。
- 大会で優れた成果を残した。
- 地域の発展に大きな成果を残した。
人物・組織の活動を後から振り返る文章でも使われます。
「成果を得る」とは?
「成果を得る」は、取り組んだ結果として価値のあるものを手にすることです。
例文
- 実験によって一定の成果を得た。
- 長期的な取り組みから大きな成果を得た。
- 予想以上の成果を得ることができた。
研究・調査・プロジェクトなどで使いやすい表現です。
「成果が出る」とは?
「成果が出る」は、努力・活動の結果が目に見える形で現れることです。
例文
- 毎日の練習の成果が出てきた。
- 業務改善の成果が数字に表れ始めた。
- なかなか成果が出ない。
- 数か月後から徐々に成果が出た。
「成果を出す」が主体的に結果を生み出す印象なのに対し、「成果が出る」は、結果が現れてくることに注目した表現です。
「成果が表れる」とは?
「成果が表れる」は、それまで見えなかった努力・取り組みの結果が目に見える形になることを意味します。
たとえば、
- 売上
- 点数
- 記録
- 品質
- 作業時間
などに変化が出た場合に使えます。
例文
- 研修の成果が業務品質に表れている。
- トレーニングの成果が試合に表れた。
- 改善活動の成果が数値に表れ始めた。
「一定の成果」とは?
ビジネス・行政・研究などでは、
一定の成果があった
という表現がよく使われます。
これは、
「非常に大きな成功だったとは言えないものの、評価できる結果は得られた」
というニュアンスです。
そのため、全面的な成功を強調しすぎたくない場合にも使いやすい表現です。
例文
- 今回の実証事業では一定の成果が得られた。
- 広告施策によって一定の成果を上げた。
- 新制度には一定の成果が認められる。
「十分な成果」とは?
「十分な成果」は、目的・期待などに照らして満足できる程度の結果を意味します。
反対に、
「十分な成果が得られなかった」
なら、何らかの結果はあったものの、期待する水準には届かなかったという意味になります。
「目に見える成果」とは?
「目に見える成果」とは、成果を具体的に確認できる状態です。
たとえば、
- 売上が10%伸びた
- 不良率が半減した
- 作業時間が30分短縮された
- 試験点数が上がった
など、数字・記録・変化として確認できる場合に使われます。
ただし、成果は必ず数字で測れるとは限りません。
知識の向上・関係改善・意識変化なども成果になり得ます。
仕事における「成果」とは?
仕事でいう「成果」は、単に「忙しく働いたこと」ではありません。
仕事の目的に対して、実際にどのような価値を生み出したかが重要になります。
たとえば営業なら、
- 売上増加
- 新規契約獲得
- 顧客維持
品質管理なら、
- 不良率低下
- クレーム減少
- 検査精度向上
業務改善なら、
- 作業時間短縮
- コスト削減
- ミス削減
などが成果として考えられます。
「努力」と「成果」は同じではない
努力したこと自体に価値はありますが、「努力」と「成果」は別の概念です。
努力は、目的に向けて力を尽くした過程です。
成果は、その努力などによって実際に得られた結果です。
そのため、
「非常に努力したが、今回は成果につながらなかった」
という文章も成立します。
逆に、小さな工夫によって大きな成果が得られることもあります。
「成果につながる」とは?
「成果につながる」は、ある行動・取り組みが最終的によい結果を生むことを意味します。
例文
- 小さな改善の積み重ねが大きな成果につながった。
- 継続的な教育が品質向上の成果につながる。
- 情報共有を徹底することが成果につながった。
まだ最終結果が出ていない段階でも、
「成果につながる取り組み」
のように、将来の成果を期待して使うことができます。
「成果を評価する」とは?
「成果を評価する」とは、取り組みの結果として得られたものを一定の基準で判断することです。
たとえば会社なら、
- 売上
- 利益
- 品質
- 納期
- 顧客満足度
- 改善件数
などによって評価することがあります。
成果を公平に評価するには、事前に何を目標とし、何を評価指標にするのかを明確にしておくことが重要です。
「成果主義」とは?
「成果主義」は、仕事の成果・達成度などを重視して人事評価や処遇を行う考え方として使われます。
ただし、企業によって「成果」として評価する項目は異なります。
売上などの数値だけを見る会社もあれば、
- 目標達成度
- チームへの貢献
- 業務改善
- 能力発揮
などを含める場合もあります。
そのため、「成果主義=売上だけで評価する制度」と単純に考えるのは適切ではありません。
研究における「成果」とは?
研究分野では、
- 新しい知見
- 研究論文
- 技術開発
- 実験結果
- 特許
- 新しい方法の確立
などが研究成果として扱われることがあります。
「研究成果を発表する」
「研究成果を社会へ還元する」
などの表現もよく使われます。
勉強における「成果」とは?
勉強については、
- 試験の点数が上がった
- 資格試験に合格した
- 理解できる内容が増えた
- 問題を速く解けるようになった
などが成果になります。
例文
- 毎日の勉強の成果が試験結果に表れた。
- 半年間の学習成果を確認する。
- 努力の成果として資格試験に合格した。
スポーツにおける「成果」とは?
スポーツでは、
- 記録更新
- 大会成績
- 技術向上
- 体力向上
- チーム力向上
などが成果になります。
よく使われるのが、
「練習の成果を発揮する」
という表現です。
これは、それまで練習して身につけた能力を本番で十分に示すという意味です。
「成果を発揮する」は自然?
一般には、
「練習の成果を発揮する」
「日頃の成果を発揮する」
といった表現が使われます。
ただし、より厳密には「成果そのものを発揮する」というより、練習によって身につけた能力を発揮し、その成果が現れるという構造です。
日常的には十分自然な表現として使われています。
「成果を上げる」と「成果が上がる」は違う?
ニュアンスが少し異なります。
成果を上げるは、人・組織が主体的に成果を生み出す表現です。
成果が上がるは、取り組みの結果として成果が現れる・向上することを表します。
例
「営業チームが大きな成果を上げた。」
「業務改善によって徐々に成果が上がっている。」
ただし、後者については文脈によって「成果が出ている」「効果が上がっている」のほうが自然なこともあります。
「成果をあげる」の漢字は「上げる」「挙げる」?
文章では「成果を上げる」と書かれることが多くあります。
一方、「実績を挙げる」「功績を挙げる」のように「挙げる」が使われる表現もあります。
表記に迷う場合は、
「成果を上げる」
または、漢字を避けて、
「成果をあげる」
と書けば意味は明確です。
特に組織内で表記ルールがある場合は、そのルールに合わせるのがよいでしょう。
「成果」の類語・言い換え
「成果」は文脈によって、次のような言葉に言い換えられます。
| 言葉 | ニュアンス |
|---|---|
| 結果 | 行為のあとに生じたこと全般 |
| 実績 | 実際に示した達成・積み重ね |
| 業績 | 事業・仕事・研究上の成果 |
| 成績 | 結果や評価を数値・順位などで示しやすい |
| 収穫 | 取り組みから得た価値あるものを比喩的に表す |
| 実り | 努力がよい結果につながったことを柔らかく表す |
| 達成 | 目標などを成し遂げること |
「成果」を使った例文
仕事・ビジネス
- 業務改善によって大きな成果を上げた。
- 今期は目に見える成果を出す必要がある。
- チーム全体で一定の成果を得ることができた。
- 今回の取り組みは売上増加という成果につながった。
- 短期間でも確かな成果を残した。
研究・開発
- 研究成果を学会で発表した。
- 長年の研究によって大きな成果が得られた。
- 共同研究の成果を社会へ還元する。
- 実証実験で一定の成果が確認された。
勉強
- 毎日の勉強の成果が試験に表れた。
- 努力の成果として資格を取得した。
- 学習成果を定期的に確認する。
スポーツ
- 練習の成果を試合で発揮した。
- 厳しいトレーニングの成果が出た。
- これまでの努力が大きな成果につながった。
「成果」に関するよくある質問
Q1.「成果」とは簡単にいうと何ですか?
努力・活動・取り組みなどによって得られた、よい結果です。
Q2.「成果」の読み方は?
「せいか」と読みます。
Q3.悪い結果も「成果」といいますか?
通常はいいません。
「成果」は基本的に価値のあるよい結果を表します。悪い結果まで含めて表すなら「結果」のほうが適しています。
Q4.「成果」と「結果」は何が違いますか?
「結果」は良い・悪いを問わず使えますが、「成果」は取り組みによって得られた好ましい結果を表します。
Q5.「成果」と「効果」は何が違いますか?
「成果」は最終的に得られたよい結果、「効果」は働きかけによって現れた効き目・作用です。
Q6.「成果」と「実績」は何が違いますか?
「成果」はある取り組みから得た結果、「実績」は実際に達成した成果・成績を事実や蓄積として表す言葉です。
Q7.「成果」と「業績」は何が違いますか?
「成果」は幅広い活動に使えます。
「業績」は特に事業・仕事・研究などで成し遂げた成果について使われます。
Q8.「成果」と「進捗」は何が違いますか?
「進捗」は途中でどこまで進んでいるか、「成果」はその取り組みによって実際に何を得たかです。
Q9.「成果を出す」と「成果を上げる」は違いますか?
意味はかなり近い表現です。
「成果を出す」は会話的・直接的、「成果を上げる」は報告書などでも使いやすい表現です。
Q10.「成果を残す」とは?
後から評価できるような価値ある結果を残すという意味です。
Q11.「成果が出る」とは?
努力・活動などのよい結果が目に見える形で現れてくることです。
Q12.「一定の成果」とは?
非常に大きな成果とまではいえなくても、評価できる程度のよい結果が得られたことを表します。
Q13.「成果物」と「成果」は違いますか?
違います。
「成果」は活動によって得たよい結果、「成果物」はプロジェクトなどの結果として完成した文書・製品・プログラムなどの具体物です。
Q14.仕事でいう「成果」とは何ですか?
仕事の目的に対して実際に生み出した価値・結果です。
売上増加だけでなく、品質改善・コスト削減・作業時間短縮なども成果になり得ます。
Q15.「努力」と「成果」は同じですか?
同じではありません。
努力は目的に向けた過程、成果はその取り組みから実際に得られた結果です。
Q16.「成果」と「成功」は同じですか?
完全には同じではありません。
「成功」は物事を目的どおりに成し遂げること、「成果」はその活動によって得られた具体的なよい結果です。
まとめ
「成果」とは、ある活動・努力・取り組みなどによって得られた、よい結果を意味します。
読み方は「せいか」です。
特に重要なのは、単なる「結果」と違い、基本的に価値のある好ましい結果を表すという点です。
似た言葉との違いを整理すると、
- 成果:取り組みによって得られたよい結果
- 結果:原因・行為のあとに生じたこと全般
- 効果:働きかけによって現れた効き目・作用
- 実績:実際に達成し、事実として示せる成果・成績
- 業績:事業・仕事・研究などで上げた成果
- 成績:行ったことの結果やその評価
- 進捗:物事が途中でどの程度進んでいるか
という違いがあります。
また、「成果」には、
- 成果を上げる
- 成果を出す
- 成果を残す
- 成果を得る
- 成果が出る
- 成果が表れる
- 成果につながる
など、さまざまな使い方があります。
「何かが起きたこと」を述べるだけなら「結果」、「取り組みが実を結び、価値ある結果を得たこと」を表したいなら「成果」と考えると、自然に使い分けられるでしょう。
参考リンク
「成果」や関連する言葉の辞書的な意味を確認したい場合は、以下の資料も参考になります。
- コトバンク「成果」
成果(セイカ)とは? 意味や使い方 - コトバンクデジタル大辞泉 - 成果の用語解説 - あることをして得られたよい結果。「研究の成果」「成果をあげる」収穫・業績・結実・実り・結果・効果・効きき目・徴しるし・効こう・実効・効験・効能・効力・効用・甲斐かい・霊験・験・作用・実績・成績・偉業・... - コトバンク「結果」
結果(ケッカ)とは? 意味や使い方 - コトバンクデジタル大辞泉 - 結果の用語解説 - [名](スル)1 ある原因や行為から生じた、結末や状態。また、そのような状態が生じること。「よい結果をもたらす」「不幸な結果を招く」「意外な結果が出る」⇔原因。「―した肺尖カタルや神経衰弱がいけないの... - コトバンク「効果」
効果(コウカ)とは? 意味や使い方 - コトバンクデジタル大辞泉 - 効果の用語解説 - 1 ある働きかけによって現れる、望ましい結果。ききめ。しるし。「薬の効果が現れる」「宣伝効果」「効果覿面てきめん」2 演劇・映画などで、その場面に情趣を加える技術および方法。雨音・風音・煙・雪など。エ... - コトバンク「実績」
実績(ジッセキ)とは? 意味や使い方 - コトバンクデジタル大辞泉 - 実績の用語解説 - 実際に現れた功績、または成績。「研究者としての実績を上げる」「実績がある」金字塔・遺産・成績・業績・成果・偉業・遺業・勲功・偉功・事績・足跡・収穫・結実・実り・治績・功績・功労・功・手柄・殊勲・偉勲・... - コトバンク「業績」
業績(ギョウセキ)とは? 意味や使い方 - コトバンクデジタル大辞泉 - 業績の用語解説 - 事業や学術研究の上で獲得した成果。「業績をあげる」「業績を残す」金字塔・遺産・実績・成績・成果・偉業・遺業・勲功・偉功・事績・足跡・収穫・結実・実り・治績・功績・功労・功・手柄・殊勲・偉勲・巨歩 - コトバンク「成果物」
成果物(セイカブツ)とは? 意味や使い方 - コトバンクデジタル大辞泉 - 成果物の用語解説 - ソフトウエア開発やシステム開発において、プロジェクトの全体または一部の工程が完了したときに成果として完成した納品物、プログラム、仕様書・設計書などの文書類のこと。
