「立案する」は英語で何と言う?formulate・devise・draw up・developの違いと使い分け

仕事で「計画を立案する」「政策を立案する」「企画を立案する」と英語で伝えようとしたとき、どの単語を使えばよいのか迷うことがあります。

「立案する」を辞書で調べると、

  • formulate
  • devise
  • develop
  • draw up
  • plan
  • draft

など、複数の英語が候補として出てきます。

しかし、これらは完全に同じ意味ではありません。

たとえば、政策や戦略を内容まで練り上げるならformulateが使いやすく、新しい方法や仕組みを知恵を使って考え出すならdeviseが適しています。

一方、すでに検討した内容を正式な計画書としてまとめるならdraw upが自然です。

つまり、日本語の「立案する」を何でも同じ英単語に訳すのではなく、「考える段階なのか」「内容を具体化する段階なのか」「文書として作成する段階なのか」まで考えて使い分けることが重要です。

この記事では、「立案する」を表す英語について、formulate・devise・draw up・developを中心に、plan・draftとの違いまで詳しく解説します。

  1. 結論:「立案する」の英語は何を立案するかで変わる
  2. そもそも「立案」とはどういう意味?
  3. formulateとは?内容を練り上げて「立案する」
    1. formulate a plan
    2. formulate a strategy
    3. formulate a policy
    4. formulateは「策定する」にも近い
  4. deviseとは?知恵や工夫を使って「立案・考案する」
    1. devise a plan
    2. devise a strategy
    3. devise a system
  5. formulateとdeviseの違い
  6. draw upとは?正式な文書として「立案・作成する」
    1. draw up a plan
    2. draw up a business plan
    3. draw up a proposal
  7. formulateとdraw upの違い
  8. developとは?計画や戦略を作り上げる
    1. develop a plan
    2. develop a strategy
    3. develop a program
  9. formulateとdevelopの違い
  10. planは「立案する」に使える?
  11. planとformulateの違い
  12. draftとは?「立案」ではなく「草案を作る」に近い
    1. draftとdraw upの違い
  13. 「計画を立案する」は英語で何と言う?
    1. 内容を詳細まで検討する
    2. 新しい計画を考え出す
    3. 計画書としてまとめる
  14. 「政策を立案する」は英語で何と言う?
  15. 「戦略を立案する」は英語で何と言う?
    1. formulate a strategy
    2. devise a strategy
    3. develop a strategy
  16. 「企画を立案する」は英語でどう表現する?
  17. 「改善策を立案する」は英語で何と言う?
    1. 新しい改善方法を考える場合
    2. 改善計画としてまとめる場合
  18. 「事業計画を立案する」は英語で何と言う?
  19. 「立案者」は英語で何と言う?
  20. 立案と起案では英語も違う?
  21. 日本語の「立案」を直訳しすぎないことが重要
  22. 場面別:「立案する」のおすすめ英語
  23. formulate・devise・draw up・developを一つの流れで考える
    1. 1. 新しい方法を考え出す
    2. 2. 内容を体系的に整理する
    3. 3. 計画をさらに作り込む
    4. 4. 正式な計画書にまとめる
  24. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 「立案する」は英語で何と言いますか?
    2. Q2. 「計画を立案する」はformulate a planで正しいですか?
    3. Q3. formulateとdeviseの違いは何ですか?
    4. Q4. formulateとdevelopの違いは何ですか?
    5. Q5. draw upとdraftの違いは何ですか?
    6. Q6. 「政策立案」は英語で何と言いますか?
    7. Q7. 「戦略立案」は英語で何と言いますか?
    8. Q8. planだけではダメですか?
    9. Q9. 「立案中」は英語でどう表現しますか?
    10. Q10. formulateは日常会話でも使いますか?
  25. まとめ
  26. 参考リンク・出典

結論:「立案する」の英語は何を立案するかで変わる

まず、代表的な表現を比較してみましょう。

英語 中心的な意味 「立案する」と訳しやすい場面
formulate 内容・方針を練り上げる 政策・戦略・計画・方針
devise 工夫して考案する 方法・仕組み・戦略・計画
draw up 正式な形にまとめる 計画書・契約書・予算・リスト
develop 内容を作り上げ、発展させる 計画・戦略・プログラム
plan 予定・方法を考える 一般的な計画
draft 草案・初稿を作る 提案書・法案・計画書などの下書き

簡単に整理すると、次のようになります。

  • 内容まで練って立案する → formulate
  • 新しい方法を考え出して立案する → devise
  • 正式な計画書として立案・作成する → draw up
  • 内容を段階的に作り上げる → develop
  • 一般的に計画する → plan
  • 草案を作る → draft

日本語の「立案」は「案を立てること」を表すため、英語では立案のどの段階を表しているのかによって適切な表現が変わります。

そもそも「立案」とはどういう意味?

「立案」とは、目的を実現するための案・計画・方針などを考えて形にすることです。

たとえば、

  • 事業計画を立案する
  • 政策を立案する
  • 営業戦略を立案する
  • イベントの企画を立案する
  • 改善策を立案する

などと使われます。

単に「思いつく」だけではなく、通常は目的・条件・手順・実行方法などを検討して、ある程度具体的な案にまとめるニュアンスがあります。

日本語の「立案」そのものの意味や、「起案・提案・企画」との違いについては、「立案」とは?意味・読み方・使い方をわかりやすく解説|「起案・提案・企画」との違いと例文で詳しく解説しています。

formulateとは?内容を練り上げて「立案する」

formulateは、「立案する」の英訳として特に重要な単語です。

Cambridge Dictionaryでは、計画などの詳細を発展させ、具体的に組み立てていく意味で説明されています。

つまり、単に「計画を考える」というより、

  • 考えを整理する
  • 条件を検討する
  • 方針を定める
  • 内容を具体化する
  • 体系的な形にする

というニュアンスがあります。

そのため、政策・戦略・方針などの「立案」と非常に相性がよい表現です。

formulate a plan

We need to formulate a new plan.
私たちは新しい計画を立案する必要があります。

単なる予定ではなく、「どう実行するのかまで考えて計画を形にする」というイメージです。

formulate a strategy

The company formulated a new marketing strategy.
その会社は新しいマーケティング戦略を立案しました。

戦略について複数の情報を整理し、具体的な方針としてまとめたニュアンスがあります。

formulate a policy

The government is formulating a new economic policy.
政府は新しい経済政策を立案しています。

政策立案では特に使いやすい表現です。

formulateは「策定する」にも近い

formulate は、日本語では「立案する」だけでなく、文脈によって「策定する」と訳されることもあります。

その理由は、どちらも単にアイデアを思いつくのではなく、内容を整理して正式な方針・計画として形にする意味を持つからです。

日本語での「立案」と「策定」の違いについては、「立案」と「策定」の違いとは?意味・使い分けを政策・計画・方針・ビジネスの例文で徹底解説も参考にしてください。

deviseとは?知恵や工夫を使って「立案・考案する」

deviseは、計画・方法・仕組みなどを工夫して考え出すことを表します。

formulate と比較すると、devise は「新しいものを考え出す」というニュアンスが強い言葉です。

そのため、日本語では、

  • 立案する
  • 考案する
  • 工夫する
  • 考え出す

などと訳せます。

devise a plan

We devised a plan to reduce costs.
私たちはコストを削減するための計画を立案しました。

ここでは、問題を解決するために「どうすればよいか」を考え、計画を作り出したニュアンスがあります。

devise a strategy

The team devised a new strategy to attract customers.
チームは顧客を引き付けるための新しい戦略を立案しました。

既存の戦略を整理するより、知恵を使って新しい戦略を考え出したイメージです。

devise a system

They devised a system for managing inventory more efficiently.
彼らは在庫をより効率的に管理する仕組みを考案しました。

devise は plan だけでなく、system・method・strategy などともよく組み合わせられます。

formulateとdeviseの違い

formulate と devise は、どちらも「立案する」と訳せるため、特に混同しやすい表現です。

formulate devise
中心的な意味 内容を整理し具体化する 新しい方法を考え出す
重点 体系化・具体化 発想・工夫
よく使う対象 policy・strategy・plan plan・method・system・strategy
日本語に近づけると 立案・策定する 立案・考案する

たとえば、新しい販売戦略について考える場合でも、

devise a new sales strategy

なら、

「新しい戦略そのものを考え出す」

というニュアンスが強くなります。

一方、

formulate a sales strategy

なら、

「目的・市場・手段などを整理し、戦略として具体的にまとめる」

というニュアンスになります。

draw upとは?正式な文書として「立案・作成する」

draw upは、計画・契約書・リストなどを文章として正式な形にまとめるときによく使われる表現です。

Cambridge Dictionaryでも、特に計画や正式な文書を文章として準備する意味が示されています。

そのため、立案の中でも、

「考えた内容を文書化する段階」

を表す場合に適しています。

draw up a plan

We drew up a detailed plan for the project.
私たちはそのプロジェクトの詳細な計画を立案・作成しました。

計画のアイデアを思いついたというより、具体的な計画としてまとめた意味になります。

draw up a business plan

They drew up a business plan before launching the company.
彼らは会社を設立する前に事業計画を作成しました。

事業計画書のように、実際に文書としてまとめる場合には draw up が使いやすくなります。

draw up a proposal

We will draw up a proposal based on today’s discussion.
本日の話し合いをもとに提案書を作成します。

会議で検討した内容を正式な書面にまとめるような場面です。

formulateとdraw upの違い

どちらも「計画を立案する」と訳せますが、焦点が異なります。

formulateは、計画の中身を作り上げることに重点があります。

draw upは、計画を文書として形にすることに重点があります。

たとえば、

市場調査を行い、価格や販売方法などを検討して戦略を決める段階なら、

formulate a strategy

が適しています。

決まった内容を事業計画書にまとめる段階なら、

draw up a business plan

が適しています。

実際の仕事では、

formulate → draw up

という順番になる場合もあります。

つまり、

内容を練る → formulate
文書にまとめる → draw up

というイメージです。

developとは?計画や戦略を作り上げる

developには、「発展させる」「開発する」という有名な意味がありますが、計画や戦略を作る場合にも使えます。

この場合は、単に思いつくのではなく、内容を徐々に作り上げていくニュアンスがあります。

develop a plan

We are developing a plan to improve customer satisfaction.
私たちは顧客満足度を向上させる計画を立案しています。

develop a strategy

The company developed a strategy for entering the Asian market.
その会社はアジア市場へ参入するための戦略を立案しました。

develop a program

We developed a training program for new employees.
新入社員向けの研修プログラムを企画・開発しました。

formulateとdevelopの違い

formulate と develop も意味が重なることがあります。

違いを単純化すると、

formulate=考えを整理して具体的な形にする

develop=内容を作り、育て、完成へ近づけていく

という違いがあります。

政策・方針のように、考えを体系的にまとめる場合は formulate が使いやすく、計画・戦略・プログラムなどを徐々に作り上げる場合は develop が自然です。

planは「立案する」に使える?

planは、「計画する」という最も一般的な表現です。

もちろん、日本語の「立案する」と訳せる場合もあります。

たとえば、

We are planning a new project.
私たちは新しいプロジェクトを計画しています。

という英文は自然です。

ただし、plan は非常に幅広い言葉で、

  • 旅行を計画する
  • 会議を計画する
  • 休日の予定を決める
  • 事業を計画する

といった日常的な予定にも使われます。

そのため、日本語の「政策を立案する」「戦略を立案する」のように、組織的・体系的に内容を作り込むニュアンスを明確にしたい場合には、formulate のほうが適していることがあります。

planとformulateの違い

plan formulate
意味 計画する 具体的な計画・方針を練り上げる
使える範囲 非常に広い 比較的フォーマル
日常生活 よく使う あまり使わない
政策・戦略 使える 特に使いやすい

日本語でも「計画」と「立案」は完全に同じではありません。

立案には「案を考え、具体的な内容を組み立てる」というプロセスが含まれやすいのに対し、計画は完成した計画そのものや、その予定まで幅広く指します。

draftとは?「立案」ではなく「草案を作る」に近い

draftも、立案に関連して使われる重要な単語です。

draft は動詞として、文書などの最初の案を書くことを意味します。

たとえば、

draft a proposal
提案書の草案を作る

draft legislation
法案を起草する

draft a policy document
政策文書の草案を作る

などと使います。

draftとdraw upの違い

draft は「まず草案を作る」というニュアンスがあります。

一方、draw up は必ずしも初稿だけを意味せず、正式な文書として作成・準備する意味で使えます。

したがって、

  • draft → 草案を作る
  • draw up → 正式な形にまとめる・作成する

と考えるとわかりやすいでしょう。

「計画を立案する」は英語で何と言う?

「計画を立案する」は文脈によっていくつかの訳が考えられます。

内容を詳細まで検討する

formulate a plan

例:

We formulated a plan to improve productivity.
私たちは生産性を向上させる計画を立案しました。

新しい計画を考え出す

devise a plan

例:

They devised a plan to solve the problem.
彼らはその問題を解決するための計画を立案しました。

計画書としてまとめる

draw up a plan

例:

The team drew up a detailed implementation plan.
チームは詳細な実施計画を作成しました。

「政策を立案する」は英語で何と言う?

政策立案では、formulateが特に使いやすい表現です。

formulate a policy
政策を立案・策定する

例:

The government formulated a new environmental policy.
政府は新しい環境政策を立案しました。

政策の草案そのものを書くことを意味するなら draft も使えます。

draft a new policy
新しい政策案を起草する

したがって、

  • 政策の内容を考えてまとめる → formulate
  • 政策の草案を書く → draft

という違いがあります。

「戦略を立案する」は英語で何と言う?

「戦略を立案する」では、formulate・devise・develop が候補になります。

formulate a strategy

情報や条件を整理し、体系的な戦略にまとめる場合です。

We formulated a strategy for expanding our business overseas.
海外事業を拡大するための戦略を立案しました。

devise a strategy

新しいアイデアや工夫によって戦略を考え出す場合です。

They devised a strategy to compete with larger companies.
彼らは大企業と競争するための戦略を考案しました。

develop a strategy

分析や検討を重ねながら戦略を作り上げる場合です。

The team developed a long-term growth strategy.
チームは長期的な成長戦略を策定しました。

「企画を立案する」は英語でどう表現する?

日本語では「企画を立案する」という言い方がよくありますが、英語では必ずしも「企画」と「立案」をそれぞれ一語ずつ訳す必要はありません。

たとえば、新しいイベントを企画するなら、

plan an event

で十分な場合があります。

新しい企画そのものを考え出すなら、

devise a new project

や、

develop a new project idea

なども考えられます。

日本語を一語ずつ直訳するのではなく、実際に何をしているのかを英語で表すのがポイントです。

「改善策を立案する」は英語で何と言う?

改善策の場合も、状況によって表現が変わります。

新しい改善方法を考える場合

devise improvement measures

または、より自然に、

devise ways to improve the process

などと表現できます。

改善計画としてまとめる場合

develop an improvement plan

が使いやすい表現です。

例:

We developed an improvement plan based on the audit results.
監査結果をもとに改善計画を立案しました。

「事業計画を立案する」は英語で何と言う?

事業計画の場合は、立案の段階によって次のように使い分けられます。

  • develop a business plan:事業計画を作り上げる
  • formulate a business plan:事業計画の内容を具体化する
  • draw up a business plan:事業計画書としてまとめる

特に文書として「事業計画書を作成した」という意味なら、draw up a business plan がわかりやすいでしょう。

「立案者」は英語で何と言う?

日本語では「この計画の立案者」という表現があります。

しかし英語では、「立案者」に必ず対応する一つの固定語を使うとは限りません。

文脈によって、

  • planner:計画を作る人
  • the person who developed the plan:その計画を立案した人
  • the person who devised the plan:その計画を考案した人
  • policy maker / policymaker:政策立案者

などと表現します。

「誰が立案したか」を普通の英文で述べる場合には、無理に「立案者」という名詞を探すより、

He devised the plan.
彼がその計画を立案しました。

のように動詞で表したほうが自然なこともあります。

立案と起案では英語も違う?

日本語の「立案」と「起案」は似ていますが、同じではありません。

立案は計画・方針などの内容を考えることに重点があります。

一方、起案は行政・会社などで、決裁を受けるための文書案を作成する意味で使われることがあります。

そのため英語では、立案なら formulate・devise・develop などが候補になりますが、起案の「文書を作る」という意味では draft や draw up が近くなる場合があります。

日本語での詳しい違いについては、「起案」と「立案」の違いは?意味・使い分けを企画・稟議の例文で解説もあわせてご覧ください。

日本語の「立案」を直訳しすぎないことが重要

英語では、日本語の「立案する」を必ず特別な動詞に置き換える必要はありません。

たとえば、

「来年度の研修計画を立案しています」

であれば、状況によっては、

We are planning next year’s training program.

というシンプルな英文でも十分です。

一方、政策担当者が複数の調査結果を分析し、新しい政策の内容を具体化しているなら、

We are formulating a new policy.

のほうが「立案」のニュアンスを正確に伝えられます。

また、会議で決まった内容を正式な計画書にまとめているなら、

We are drawing up a detailed plan.

が自然です。

つまり、日本語の「立案」という単語から英語を決めるのではなく、立案の場面で実際に何をしているのかから英語を選ぶ必要があります。

場面別:「立案する」のおすすめ英語

日本語 英語表現の例
政策を立案する formulate a policy
戦略を立案する formulate / devise / develop a strategy
計画を立案する formulate / devise / develop a plan
詳細な計画書を作成する draw up a detailed plan
改善策を立案する devise improvement measures / develop an improvement plan
事業計画を立案する develop / formulate a business plan
事業計画書を作成する draw up a business plan
草案を作る draft a proposal / policy / document
一般的に計画する plan

formulate・devise・draw up・developを一つの流れで考える

4つの表現は、実際の仕事の流れで考えると理解しやすくなります。

たとえば、会社が新しい海外展開計画を作るとしましょう。

1. 新しい方法を考え出す

devise

「どの市場に進出するか」「どの販売方法を使うか」といったアイデアを考えます。

2. 内容を体系的に整理する

formulate

市場調査・予算・人員・販売方法などを整理し、具体的な戦略にします。

3. 計画をさらに作り込む

develop

スケジュールや担当者などを決め、実行可能な計画に発展させます。

4. 正式な計画書にまとめる

draw up

決まった内容を文書として整理し、社内で提出できる計画書にします。

もちろん実際の英語では、このように厳密な順序で単語が使われるわけではありません。

しかし、

devise=考え出す
formulate=内容を組み立てる
develop=作り上げる
draw up=文書にまとめる

というイメージを持っておくと、使い分けやすくなります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「立案する」は英語で何と言いますか?

文脈によって、formulate、devise、develop、draw up、planなどを使い分けます。

政策・戦略などの内容を具体化するなら formulate、新しい方法を考え出すなら devise、計画を作り上げるなら develop、正式な文書にまとめるなら draw up が使いやすいでしょう。

Q2. 「計画を立案する」はformulate a planで正しいですか?

正しい表現です。

特に、計画の詳細まで検討して具体的にまとめるという意味で formulate a plan が適しています。

ただし、新しい計画を工夫して考え出すなら devise a plan、文書として計画書を作るなら draw up a plan のほうが意図に合う場合があります。

Q3. formulateとdeviseの違いは何ですか?

formulate は、複数の考えや情報を整理し、計画・政策・戦略などを具体的な形にすることに重点があります。

devise は、知識・工夫・発想を使って新しい計画・方法・仕組みなどを考え出すことに重点があります。

Q4. formulateとdevelopの違いは何ですか?

formulate は考えを体系的にまとめるニュアンスが強く、develop は計画や戦略を作り上げ、より完成した状態へ発展させるニュアンスがあります。

Q5. draw upとdraftの違いは何ですか?

draft は文書の最初の案・草案を作ることを表します。

draw up は計画・契約書などを正式な文章として準備・作成する意味で使われます。

そのため、「草案を書く」という意味を強調するなら draft、「正式な計画書としてまとめる」なら draw up が適しています。

Q6. 「政策立案」は英語で何と言いますか?

policy formulationが代表的です。

「政策を立案する」であれば、formulate a policyと表現できます。

政策の草案を書く段階であれば draft a policy という表現も考えられます。

Q7. 「戦略立案」は英語で何と言いますか?

文脈によって、strategy formulationやstrategy developmentなどが使えます。

動詞なら formulate a strategy、develop a strategy、devise a strategy などがあります。

Q8. planだけではダメですか?

多くの場面では plan でも意味は通じます。

ただし、plan は日常的な予定から事業計画まで非常に幅広く使われる言葉です。

政策・戦略などを体系的に立案したことを明確にしたい場合には formulate などを使ったほうが意図を正確に表せます。

Q9. 「立案中」は英語でどう表現しますか?

何を立案しているかによって表現します。

たとえば、

We are formulating a new strategy.
新しい戦略を立案中です。

We are developing a new plan.
新しい計画を立案中です。

We are drawing up an implementation plan.
実施計画を作成中です。

のように表現できます。

Q10. formulateは日常会話でも使いますか?

使うことはできますが、比較的フォーマルな表現です。

日常的な旅行や予定などを「計画する」場合は、通常は plan のほうが自然です。

formulate は、政策・戦略・方針・正式な計画など、内容を体系的に組み立てる場面で特に使いやすい言葉です。

まとめ

「立案する」は英語で一つの単語に固定して訳せる言葉ではありません。

基本的な違いは次のとおりです。

英語 「立案する」としてのニュアンス
formulate 計画・政策・戦略などの内容を練り、体系的にまとめる
devise 知恵や工夫を使って新しい計画・方法・仕組みを考え出す
develop 計画・戦略などの内容を作り上げ、発展させる
draw up 計画などを正式な文書としてまとめる
plan 一般的に計画する
draft 文書・計画などの草案を作る

迷った場合には、次のように考えると使い分けやすくなります。

  • 内容を練って立案する → formulate
  • 新しい方法を考案する → devise
  • 計画を作り上げる → develop
  • 正式な計画書にまとめる → draw up
  • 普通に計画する → plan
  • まず草案を書く → draft

たとえば「新しい政策を立案する」なら formulate a new policy、「問題解決の計画を立案する」なら devise a plan、「事業計画書を作成する」なら draw up a business plan が自然です。

日本語の「立案する」だけを見て機械的に英訳するのではなく、アイデアを考えているのか、内容を具体化しているのか、それとも文書としてまとめているのかを考えることが、自然な英語を選ぶポイントです。

参考リンク・出典

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