仕事や日常生活では、「手順」という言葉を頻繁に使います。
たとえば、
- 作業の手順を確認する
- 正しい手順で操作する
- 手順を踏んで申請する
- 業務手順を見直す
- 手順書を作成する
などです。
意味は何となくわかっていても、あらためて聞かれると、
- 「手順」とは簡単にいうと何なのか
- 「順序」と何が違うのか
- 「工程」とはどう使い分けるのか
- 「手続き」と「手順」は同じなのか
- 「方法」「段取り」「プロセス」とは何が違うのか
- 「手順書」と「マニュアル」は同じなのか
と迷うことがあります。
結論からいうと、「手順」とは、物事を行うときの順序や、目的を達成するまでに行う一連の進め方を意味する言葉です。
簡単にいえば、
手順=「何を、どの順番で行うか」
です。
たとえばパソコンの電源を入れてソフトを起動し、ファイルを開いてデータを入力する場合、それぞれの作業をどの順番で行うかが「手順」です。
この記事では、「手順」の意味・読み方・使い方を中心に、「工程」「手続き」「方法」「段取り」「順序」「プロセス」「マニュアル」との違いまで、仕事・製造・パソコン操作・申請・日常生活の例文を使って詳しく解説します。
結論:「手順」とは物事を行う順序・進め方のこと
「手順」は「てじゅん」と読みます。
辞書では、物事を行う順序や段取りを意味する言葉として説明されています。
つまり、何かを完成させたり、目的を達成したりするまでに、
「まず何をするのか」
「その次に何をするのか」
「最後に何をするのか」
という順番を示したものが「手順」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | てじゅん |
| 基本的な意味 | 物事を行う順序・段取り |
| 中心となる考え方 | 何をどの順番で行うか |
| よく使う場面 | 仕事、製造、操作、料理、申請、作業など |
| 代表的な表現 | 手順を踏む、手順を確認する、手順に従う、手順書 |
| 似た言葉 | 工程、手続き、方法、段取り、順序、プロセス |
小学館『デジタル大辞泉』では、「手順」は「物事をする順序。段取り」と説明されています。
つまり「手順」の中心には、単なる作業内容ではなく、順番があります。
「手順」を簡単にいうと?
「手順」という言葉をもっと簡単に説明するなら、
「やることを順番に並べたもの」
と考えるとわかりやすいでしょう。
たとえばインスタントコーヒーを作るなら、
- カップを用意する
- コーヒーを入れる
- お湯を沸かす
- お湯を注ぐ
- 必要に応じて砂糖やミルクを入れる
といった流れがあります。
これが「コーヒーを作る手順」です。
一つひとつの行動だけを見るのではなく、目的達成までの行動を適切な順番でつないだものが手順といえます。
「手順」の使い方
「手順」は名詞として使われることが多く、さまざまな動詞と組み合わせられます。
手順を確認する
作業を始める前に、何をどの順番で行うか確かめることです。
例:
「作業開始前に、もう一度手順を確認してください。」
手順に従う
定められている順番・進め方どおりに作業することです。
例:
「機械を停止するときは、必ず定められた手順に従ってください。」
手順を踏む
必要な段階を順番に進めることを意味します。
例:
「正式な手順を踏んで申請してください。」
この場合は単純な作業順序だけでなく、必要な手続き・段階を順番に進めるという意味でも使われます。
手順を省く
本来行うべき段階の一部を行わないことです。
例:
「確認の手順を省いたことが、ミスの原因だった。」
手順を見直す
現在の作業方法や順序に問題がないか確認し、必要に応じて変更することです。
例:
「作業時間を短縮するため、検査手順を見直した。」
「手順」と「順序」の違い
「手順」と非常によく似た言葉が「順序」です。
どちらも「順番」に関係しますが、意味の範囲が少し異なります。
順序は、物事が並ぶ順番そのものを広く表します。
一方、手順は、特に「何かを実行するための順番」を表します。
| 項目 | 手順 | 順序 |
|---|---|---|
| 意味 | 物事を行う順番・進め方 | 物事が並ぶ順番 |
| 行動との関係 | 強い | 必ずしも行動とは限らない |
| 例 | 作業手順 | 五十音順の順序 |
たとえば、
「名前を年齢の順序で並べる」
とは言えますが、通常、
「名前を年齢の手順で並べる」
とは言いません。
一方、
「パソコンを設定する手順」
という場合は、設定を行うための具体的な行動の順番なので「手順」が自然です。
「手順」と「工程」の違い
仕事や製造業では「工程」という言葉も頻繁に使われます。
「工程」は、仕事や作業を進めていく段階・順序を意味します。
そのため「手順」とかなり近い言葉です。
ただし、一般的には次のように考えるとわかりやすいでしょう。
工程=仕事全体を構成する大きな段階
手順=各工程の中で実際に何をどの順番で行うか
という違いです。
製造業で考えるとわかりやすい
たとえば製品を作る仕事に、
- 原材料受入
- 加工
- 組立
- 検査
- 梱包
という段階があるとします。
これらは「製造工程」と呼べます。
そのうち「検査工程」の中で、
- 検査機器の電源を入れる
- 基準値を設定する
- 製品をセットする
- 測定する
- 結果を記録する
という順番があれば、こちらが「検査手順」です。
つまり、
工程は仕事の大きな流れ、手順は具体的な作業の流れ
と整理すると理解しやすくなります。
より詳しい違いについては、こちらの記事で解説しています。
「手順」と「工程」の違いは?意味・使い分け・製造や仕事の例文で解説
「手順」と「手続き」の違い
「手続き」も「手順」とよく似ています。
「手続き」は、何かを行うために必要な一定の順序・方式を表します。
特に、
- 申請
- 契約
- 行政
- 入社
- 退職
- 銀行
- 保険
などでよく使われます。
たとえば、
「住所変更の手続きを行う」
「退職手続きを進める」
とは言いますが、単純な作業については「手順」のほうが自然です。
| 比較項目 | 手順 | 手続き |
|---|---|---|
| 中心的な意味 | 行動・作業の順番 | 必要な方式・処理の流れ |
| 使う場面 | 作業、操作、製造など | 申請、契約、行政など |
| 例 | 機械操作の手順 | 住所変更の手続き |
申請手続きの中にも具体的な「手順」はあります。
たとえば、
「オンライン申請の手続き」
という全体の中に、
- サイトへログインする
- 申請フォームを開く
- 必要事項を入力する
- 添付ファイルを登録する
- 送信する
という「操作手順」があるという関係です。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
「手順」と「手続き」の違いとは?意味・使い分けを仕事・申請・マニュアルの例文で徹底解説
「手順」と「方法」の違い
「方法」は、目的を達成するためのやり方を広く表す言葉です。
「手順」と「方法」は似ていますが、
方法=どうやるか
手順=どの順番でやるか
という違いがあります。
料理で考えるとわかりやすい
たとえば卵を加熱する場合、
- フライパンで焼く
- 鍋でゆでる
- 電子レンジを使う
といったものは「方法」の違いです。
一方、ゆで卵を作ると決めたあとに、
- 鍋に水を入れる
- 卵を入れる
- 加熱する
- 一定時間ゆでる
- 冷水で冷やす
という順番が「手順」です。
したがって、一つの「方法」の中に、複数の「手順」が設定されることがあります。
「方法」と「手段」の違いについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
「方法」と「手段」の違いは?意味・使い分けを例文でわかりやすく解説
「手順」と「段取り」の違い
「段取り」も「手順」の類語としてよく挙げられます。
どちらも仕事を進める順番に関係しますが、「段取り」には事前準備のニュアンスがあります。
たとえば会議を開催するとき、
- 会場を予約する
- 出席者へ案内する
- 資料を準備する
- 座席を決める
- 当日の役割を決める
といった準備全体について、
「会議の段取りを整える」
と表現できます。
一方、会議当日の進行について、
- 開会
- 議題説明
- 意見交換
- 決議
- 閉会
という流れを説明するなら、「進行手順」と表現できます。
つまり、
段取り=スムーズに実行するための準備・手はず
手順=実際に実行する順番
と考えると違いをつかみやすくなります。
「手順」と「プロセス」の違い
ビジネスでは「プロセス」という言葉もよく使われます。
プロセス(process)は、仕事を進める方法や過程、経過などを意味します。
「手順」よりも広い意味で使われることがあります。
たとえば、
「新商品の開発プロセス」
という場合、
- 市場調査
- 企画
- 設計
- 試作
- 評価
- 量産
といった一連の大きな流れを指すことがあります。
一方「試作品を評価する手順」という場合は、その一部分について具体的な実行順序を説明します。
そのため、
プロセス=目的達成までの過程・流れ全体
手順=その中で実行する具体的な順序
という整理ができます。
「手順」と「流れ」の違い
日常会話では「作業の流れ」という言い方もよく使います。
「流れ」は、物事がどのように進んでいくかを大まかに示す表現です。
それに対して「手順」は、一つひとつの行動や順番をより具体的に示す場合に向いています。
たとえば、
採用の流れ
応募 → 書類選考 → 面接 → 内定
という大きな進行を示します。
一方、
応募手順
- 応募ページを開く
- 氏名を入力する
- 履歴書を添付する
- 内容を確認する
- 送信ボタンを押す
という具体的な操作を説明します。
「手順書」とは?
「手順」という言葉は、「手順書」という形でも頻繁に使われます。
手順書とは、簡単にいうと、
作業を行う順番や具体的な方法を文書としてまとめたもの
です。
会社では、
- 作業手順書
- 業務手順書
- 操作手順書
- 検査手順書
- 清掃手順書
- 緊急時対応手順書
など、さまざまな手順書が使われています。
国立健康危機管理研究機構の国立国際医療センターでも、「標準業務手順書(SOP)」という名称で、治験などに関する業務手順書が公開されています。
手順書は何のために作る?
手順書には、主に次のような目的があります。
1.作業方法を統一する
人によって作業の順番が違うと、品質や結果に差が出る可能性があります。
手順を文書化することで、誰が作業しても同じ流れで進めやすくなります。
2.ミスを防ぐ
確認工程や重要な操作を手順として明記すれば、作業の抜けを防ぎやすくなります。
3.新人教育に使う
経験者が一から口頭で説明しなくても、手順書を使って基本的な作業を教えることができます。
4.引き継ぎをしやすくする
担当者が異動・退職した場合でも、手順が文書になっていれば後任者が仕事を引き継ぎやすくなります。
5.安全性を高める
機械操作・医療・製造などでは、作業順序を間違えると事故につながることがあります。
重要な手順を明確にすることで、安全な作業につながります。
「手順書」と「マニュアル」の違い
「手順書」と「マニュアル」は同じ意味で使われることもありますが、一般的には内容の広さに違いがあります。
手順書は、特定の作業をどの順番で行うかを具体的に説明する文書です。
マニュアルは、手順だけでなく、業務の概要・ルール・注意事項・判断基準・トラブル対応などを幅広くまとめた文書として使われます。
| 項目 | 手順書 | マニュアル |
|---|---|---|
| 中心 | 具体的な作業順序 | 業務全体の説明 |
| 内容 | 何をどの順番で行うか | 目的・ルール・手順・注意点など |
| 範囲 | 比較的狭い | 比較的広い |
| 例 | 機械停止手順書 | 設備管理マニュアル |
たとえば「店舗運営マニュアル」の中に、
- 開店手順
- レジ操作手順
- 返品処理手順
- 閉店手順
が含まれるという関係も考えられます。
「正しい手順」とは?
「正しい手順」という表現もよく使われます。
これは、決められたルールや安全基準、目的に沿った適切な順番で作業することを意味します。
たとえば、機械を停止するときに、
- 製品供給を停止する
- 機械の運転を停止する
- 電源を切る
という順番が定められているなら、それが「正しい停止手順」です。
順番を入れ替えると設備故障や事故につながる場合には、特に手順を守ることが重要です。
「手順を踏む」とはどういう意味?
「手順を踏む」は、仕事や申請などでよく使われます。
意味は、
必要とされている段階を一つずつ正しい順番で進めること
です。
たとえば、
「正式な手順を踏んで契約を解除する」
なら、いきなり契約を終わらせるのではなく、通知・承認・書類作成など必要な段階を進めるという意味になります。
例文
- 正式な手順を踏んで申請してください。
- 必要な手順を踏まずに変更することはできません。
- 社内の承認手順を踏んでから発注する。
- 所定の手順を踏めば変更できます。
「手順を追って」とは?
「手順を追って説明する」という表現もあります。
これは、作業の順番に沿って最初から説明するという意味です。
たとえば、
「設定方法を手順を追って説明します」
なら、最初の操作から最後まで順番に説明することを意味します。
「手順が逆」とは?
「手順が逆」という表現は、本来行うべき順番が入れ替わっていることを意味します。
たとえば、承認を受けてから購入するルールなのに、先に購入してから承認を求めた場合、
「それでは手順が逆です」
と言うことがあります。
この場合の「手順」は、単なる機械操作だけでなく、仕事上必要な進め方の順序も表しています。
仕事で「手順」が重要な理由
仕事では、同じ結果にたどり着けば順番は何でもよい、とは限りません。
手順には、さまざまな理由があります。
品質を安定させる
同じ手順で作業することで、人による結果のばらつきを減らしやすくなります。
事故を防ぐ
安全確認を先に行うなど、順番そのものに安全上の意味がある場合があります。
やり直しを減らす
先に必要な確認を行えば、後になって最初から作業し直す事態を減らせます。
作業時間を短縮する
無駄な行き来や重複した作業を減らすよう手順を見直せば、業務効率の改善につながります。
責任範囲を明確にする
「誰が」「いつ」「何をするか」まで手順に含めることで、役割が明確になります。
手順を作るときの基本
仕事で手順を作成するときは、単に作業内容を箇条書きにするだけではなく、実際にその順序で行えるよう整理することが大切です。
1.目的を明確にする
まず「何を完了させるための手順なのか」を明確にします。
例:
「製品検査を正確かつ安全に実施する」
2.作業を細かく分ける
一つの作業を複数のステップに分解します。
3.実行する順番に並べる
前後関係を確認し、実際の作業順に並べます。
4.判断が必要な場所を明記する
条件によって次の作業が変わる場合は、
「○○の場合は手順5へ」
などと明確にします。
5.確認ポイントを入れる
重要な箇所では、
「数値を確認する」
「チェック欄へ記録する」
などの確認作業を加えます。
6.実際に試す
作成者にはわかりやすくても、初めて読む人にはわかりにくいことがあります。
実際に別の人が手順どおり作業できるか確認すると、抜けや曖昧な表現を見つけやすくなります。
手順を書くときに便利な表現
手順を文章で説明するときには、順序を示す言葉を使うとわかりやすくなります。
- まず
- 最初に
- 次に
- 続いて
- その後
- 確認後
- 最後に
たとえば、
「まず電源を入れます。次に設定画面を開きます。その後、必要な項目を入力し、最後に保存ボタンを押します。」
と書けば、作業順序が明確になります。
「手順」を使った例文20選
- 作業を始める前に手順を確認してください。
- 決められた手順に従って機械を停止する。
- 申請の手順を担当者に確認した。
- 正しい手順で操作すれば問題ありません。
- 業務手順を見直して作業時間を短縮した。
- 新人に検査の手順を説明する。
- 手順を間違えたため、最初からやり直した。
- 正式な手順を踏んで承認を受ける。
- パソコンの設定手順をマニュアルにまとめた。
- トラブル発生時の対応手順を決めておく。
- 清掃手順を全員で統一する。
- 作業手順の一部を省略してはいけない。
- 変更後の手順を関係者に周知した。
- 画面の指示に従って手順を進めてください。
- 最も安全な作業手順を検討する。
- 手順を追って設定方法を説明します。
- 作業手順書を最新版へ更新した。
- 誰でも理解できるよう手順を図にした。
- 現在の手順には無駄な作業が多い。
- 確認手順を追加することでミスを防いだ。
「手順」の言い換え表現
「手順」は、文章の内容によって別の言葉へ言い換えることができます。
| 言い換え | ニュアンス |
|---|---|
| 順序 | 物事の並び順を広く表す |
| 段取り | 実施前の準備・手はずを含む |
| 方法 | 目的を達成するためのやり方 |
| 工程 | 仕事・製造などの段階 |
| 手続き | 申請などで必要な処理・方式 |
| プロセス | 目的までの過程・流れ |
| ステップ | 個々の段階 |
| 手はず | 前もって整えておく準備や順序 |
ただし、これらは完全な同義語ではありません。
文章の中で何を強調したいかによって使い分けることが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q1.「手順」とは簡単にいうと何ですか?
何かを行うときに、「何をどの順番でするか」を示したものです。
「物事を行う順序」と考えるとわかりやすいでしょう。
Q2.「手順」の読み方は?
「てじゅん」と読みます。
Q3.「手順」と「順序」は同じですか?
意味は重なりますが、完全に同じではありません。
「順序」は物事の並び順を広く表しますが、「手順」は特に何かを実行するときの順番を表します。
Q4.「手順」と「工程」はどう違いますか?
「工程」は仕事・作業の大きな段階、「手順」は具体的に何をどの順番で行うかを表すと考えるとわかりやすいでしょう。
ただし、実際には意味が重なる場合もあります。
Q5.「手順」と「手続き」はどう違いますか?
「手順」は作業や行動の順序を広く表します。
「手続き」は、申請・契約などについて必要な処理や一定の方式を進める場合によく使われます。
Q6.「手順」と「方法」の違いは?
「方法」は「どうやるか」、「手順」は「どの順番でやるか」に重点があります。
一つの方法の中に複数の手順が含まれる場合があります。
Q7.「手順」と「段取り」の違いは?
「段取り」は、物事をスムーズに進めるための準備や手はずを含む言葉です。
「手順」は、実際に物事を実行するときの順番に重点があります。
Q8.「手順を踏む」とはどういう意味ですか?
必要な段階を一つずつ、決められた順番で進めることです。
「正式な手順を踏む」のように、申請や承認などでも使われます。
Q9.「手順書」と「マニュアル」は同じですか?
同じ意味で使われる場合もありますが、手順書は具体的な作業順序に重点があります。
マニュアルは、手順に加えてルール・注意事項・背景説明などを幅広く含むことがあります。
Q10.「手順」は英語で何と言いますか?
文脈によって「procedure」「process」「steps」「order」などが使われます。
たとえば「作業手順」は「work procedure」、「手順を説明する」は「explain the steps」などと表現できます。
Q11.「手順通り」と「手順どおり」はどちらが正しいですか?
どちらも見かける表記ですが、公用文などでは補助的に使う「とおり」を平仮名で書く場合があります。
一般的な文章では「手順どおり」と書くと読みやすいでしょう。
Q12.手順は必ず守らなければいけませんか?
状況によります。
安全・品質・法令などに関係する手順は、勝手に変更すると事故や不適合につながることがあります。
一方、単なる参考手順であれば、状況に応じた変更が認められる場合もあります。
実際の職場では、その手順が「必須なのか」「標準なのか」「参考なのか」を確認することが大切です。
まとめ
「手順」は「てじゅん」と読みます。
意味は、
物事を行うときの順序・段取り
です。
簡単にいうと、
「何を、どの順番で行うか」
を表す言葉です。
| 言葉 | 中心的な意味 |
|---|---|
| 手順 | 何をどの順番で行うか |
| 順序 | 物事が並ぶ順番 |
| 工程 | 仕事・作業を構成する段階 |
| 手続き | 申請・契約などで必要な処理・方式 |
| 方法 | 目的を達成するやり方 |
| 段取り | 物事を進めるための準備・手はず |
| プロセス | 目的に至る過程・流れ |
特に仕事では、
工程=大きな段階
手順=各作業を行う具体的な順番
と整理すると理解しやすくなります。
また、「手順書」は作業方法を標準化したり、ミスを減らしたり、引き継ぎをしやすくしたりするためにも重要です。
「手順」「工程」「方法」「手続き」「段取り」は似ていますが、すべて同じ意味ではありません。
使い分けに迷ったときは、
「何をどの順番で実行するかを言いたいのか」
を考えてみましょう。
そこに重点があるなら、「手順」が最も自然な表現です。
