イベントや新商品、サービス変更などについて、
「事前に告知する」
「ホームページで告知します」
「告知文を掲載する」
といった表現をよく使います。
意味はなんとなく分かっていても、似た言葉が多いため、
- 「告知」とは簡単にいうと何なのか
- 「告知」と「周知」はどう違うのか
- 「通知」と「告知」は同じではないのか
- 「案内」とはどう使い分ければよいのか
- 「発表」と「告知」は何が違うのか
- 「事前告知」「告知文」とは何なのか
- 「告知する」の自然な例文を知りたい
と迷うことがあります。
結論からいうと、「告知」とは、ある事実・予定・決定事項などを人に告げ知らせることです。
特に、イベント開催・サービス変更・発売予定・重要事項などを、対象となる人へ知らせる場面でよく使われます。
似た言葉との違いを簡単に整理すると、
- 告知:事実・予定などを人に告げ知らせる
- 周知:多くの人に広く行き渡るよう知らせる
- 通知:特定の相手などへ正式・具体的に知らせる
- 案内:必要な情報を分かりやすく知らせ、行動を助ける
- 発表:情報・決定事項などを公に明らかにする
という違いがあります。
この記事では、「告知」の意味・読み方・使い方から、「周知・通知・案内・発表・広告」との違い、「告知する・事前告知・告知文・告知期間」などの実務的な表現まで詳しく解説します。
- 結論:「告知」とは簡単にいうと?
- 「告知」の意味
- 「告知」の読み方は「こくち」
- 「告知する」とは?
- 「告知」と「周知」の違い
- 告知は「知らせる」、周知は「広く知ってもらう」
- 「周知」とは?
- 「告知」と「通知」の違い
- 「通知」は相手が明確な場面と相性がよい
- 「告知」と「案内」の違い
- 「告知文」と「案内文」の違い
- 「告知」と「発表」の違い
- 「発表後に告知する」という使い方もできる
- 「告知」と「公表」の違い
- 「告知」と「広告」の違い
- 「告知」と「宣伝」の違い
- 「告知」と「予告」の違い
- 「事前告知」とは?
- 「事前告知」は重複表現?
- 「告知文」とは?
- 分かりやすい告知文の基本構成
- イベント告知の例文
- 営業時間変更の告知例文
- サービス終了の告知例文
- メンテナンス告知の例文
- 社内での「告知」の使い方
- 「告知済み」とは?
- 「告知不足」とは?
- 「告知期間」とは?
- 「告知媒体」とは?
- 告知は一つの媒体だけで十分とは限らない
- SNSでの「告知」とは?
- Webサイトで「告知する」は自然?
- 「告知」と「掲載」の違い
- 「告知」と「広報」の違い
- 「告知」と「告示」の違い
- 「告知」と「公告」の違い
- 「告知」と「通告」の違い
- 「告知」と「連絡」の違い
- 「告知」の対象は不特定多数だけ?
- 「告知する」を柔らかく言い換えるなら?
- 「告知」の言い換え
- ビジネスでの「告知」の例文
- 「告知」と一緒によく使う言葉
- 3秒で分かる「告知・周知・通知・案内・発表」の違い
- 使い分け早見表
- よくある間違い1:「告知」と「周知」は完全に同じ
- よくある間違い2:告知したら必ず周知できたことになる
- よくある間違い3:「告知」と「広告」を同じと考える
- よくある間違い4:個人的な連絡にも何でも「告知」を使う
- よくある間違い5:「告知」と「発表」を完全に置き換える
- よくある質問(FAQ)
- Q1. 「告知」とは簡単にいうと何ですか?
- Q2. 「告知」の読み方は?
- Q3. 「告知する」とは?
- Q4. 「告知」と「周知」の違いは?
- Q5. 「告知」と「通知」の違いは?
- Q6. 「告知」と「案内」の違いは?
- Q7. 「告知」と「発表」の違いは?
- Q8. 「事前告知」とは?
- Q9. 「事前告知」は重複表現ですか?
- Q10. 「告知文」とは?
- Q11. 「告知済み」とは?
- Q12. 「告知不足」とは?
- Q13. SNSへ投稿するのは「告知」でよいですか?
- Q14. ホームページに載せるのは「告知」「掲載」どちら?
- Q15. 「告知」と「宣伝」の違いは?
- Q16. 「告知」と「予告」の違いは?
- Q17. 「告知」と「通告」の違いは?
- Q18. 「告知」の言い換えは?
- Q19. 会社で制度変更を知らせるなら「告知」「周知」どちら?
- Q20. 顧客向けに「告知します」と書いてもよい?
- まとめ
- 参考リンク・出典
結論:「告知」とは簡単にいうと?
「告知」は、
こくち
と読みます。
簡単にいうと、
「あることを相手に知らせること」
です。
たとえば、
「イベントの開催日を告知する」
なら、イベントが開催されることや日時を参加予定者などへ知らせることです。
「サービス終了を告知する」
なら、サービスが終了するという重要事項を利用者へ知らせることです。
「告知」の意味
辞書では、「告知」は「告げ知らせること」「通知すること」と説明されています。
たとえば、
- イベントを告知する
- 発売日を告知する
- キャンペーン開始を告知する
- 営業時間変更を告知する
- サービス終了を告知する
- 重要事項を告知する
などと使います。
つまり「告知」は、相手がまだ知らない情報を、こちらから知らせる行為に重点があります。
「告知」の読み方は「こくち」
「告知」は「こくち」と読みます。
「告」は「告げる・知らせる」、「知」は「知る」という意味を持ちます。
そのため、文字からも、
「告げて、相手に知ってもらう」
という意味をイメージできます。
「告知する」とは?
「告知」は名詞ですが、
「告知する」
という形で非常によく使います。
例:
「新商品の発売日をSNSで告知します。」
「営業時間の変更をホームページで告知しました。」
「イベントの詳細は来週告知する予定です。」
「サービス終了について利用者へ告知します。」
このように、何らかの情報を公表・伝達するときに使えます。
「告知」と「周知」の違い
特に混同されやすいのが、「告知」と「周知」です。
| 言葉 | 中心的な意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 告知 | 情報を告げ知らせる | 知らせる行為に重点 |
| 周知 | 多くの人に広く知らせ、知れ渡らせる | 情報が行き渡ることに重点 |
たとえば、新しい社内ルールを1回メールで送った場合、
「新ルールを告知した」
とは言えます。
しかし、社員全員が内容を理解していなければ、
「十分に周知された」
とは言いにくいでしょう。
告知は「知らせる」、周知は「広く知ってもらう」
二つの違いを一言でいうと、
告知=知らせる
周知=広く知ってもらう
です。
たとえば、イベント主催者がSNSへ開催情報を投稿するのは「告知」。
SNSだけでなく、メール・ポスター・Webサイトなど複数の方法を使って対象者全体へ情報を行き渡らせるのは「周知」という考え方ができます。
詳しい違いは、「周知」と「告知」の違いとは?意味・使い分けを社内連絡・イベント・行政・ビジネスの例文で徹底解説も参考にしてください。
「周知」とは?
「周知」は「しゅうち」と読みます。
「広く知らせること」「広く知れ渡っていること」を意味します。
たとえば、
「新制度を社員へ周知する」
なら、新制度について社員へ広く知らせることです。
また、
「周知の事実」
なら、多くの人がすでに知っている事実という意味になります。
「周知」そのものについては、「周知」とは?意味・読み方・使い方をわかりやすく解説|「共有・通知・告知」との違いと「周知徹底」の意味もご覧ください。
「告知」と「通知」の違い
「通知」も「知らせる」という意味を持つ言葉です。
違いを大まかに整理すると、
- 告知:ある事実・予定などを広く、または対象者へ知らせる
- 通知:特定の相手へ具体的な事項を知らせる
という傾向があります。
たとえば、
「イベント開催をSNSで告知する」
なら、不特定多数・幅広い対象に知らせるイメージです。
一方、
「合格結果を受験者本人へ通知する」
なら、特定の相手へ結果を伝えています。
「通知」は相手が明確な場面と相性がよい
「通知」は、
- 採用結果
- 合否
- 契約事項
- 会議日時
- 制度変更
- 行政上の事項
などを特定の相手へ知らせる場面でよく使われます。
例:
「審査結果を書面で通知します。」
「対象者へ個別に通知しました。」
「告知」と「案内」の違い
「案内」は、単に知らせるだけでなく、相手が行動できるよう必要な情報を伝える意味を持ちます。
たとえば、
「イベント開催を告知する」
なら、イベントがあること自体を知らせる意味が中心です。
一方、
「イベント会場をご案内します」
なら、会場の場所・行き方など、参加者が迷わないための情報を提供しています。
「告知文」と「案内文」の違い
「告知文」は、何かが行われる・変更されるなどの情報を知らせる文章です。
「案内文」は、その情報に加えて、
- 日時
- 場所
- 参加方法
- 申し込み方法
- 問い合わせ先
など、相手が行動するために必要な情報まで含む場合が多くあります。
「告知」と「発表」の違い
「発表」は、情報・研究成果・決定事項などを公に明らかにすることです。
「告知」は、その情報を相手へ知らせることに重点があります。
たとえば、会社が新商品を正式に発表し、その内容をSNSで告知する、という流れが成立します。
つまり、
発表=情報を公に明らかにする
告知=その情報を人に知らせる
と整理できます。
「発表後に告知する」という使い方もできる
たとえば、
「新サービスを記者会見で発表し、その後SNSで広く告知した。」
と表現できます。
発表と告知は同じ情報について行われることがありますが、役割が異なります。
「告知」と「公表」の違い
「公表」は、情報を一般に公開することです。
たとえば、
「調査結果を公表する」
なら、それまで非公開だった調査結果を一般に明らかにすることです。
一方、「告知」は公開したことを人へ知らせる行為にも使えます。
「調査結果を公表し、ホームページで告知した」
という使い分けが可能です。
「告知」と「広告」の違い
「広告」は、商品・サービス・活動などを広く知らせ、関心や利用を促すことを表します。
「告知」は、必ずしも販売促進を目的としません。
たとえば、
- 営業時間変更
- 休業日
- サービス終了
- メンテナンス予定
なども告知できます。
一方、商品の魅力を伝えて購入を促す場合は「広告」の意味が強くなります。
「告知」と「宣伝」の違い
「宣伝」は、商品・サービス・活動などの良さを伝え、広めることです。
告知は事実を知らせることが中心で、必ずしも魅力を訴える必要はありません。
たとえば、
「発売日を告知する」
のは事実を知らせる行為。
「商品の便利さを宣伝する」
のは魅力を広める行為です。
「告知」と「予告」の違い
「予告」は、これから起こることを前もって知らせることです。
告知は事前・事後を問わず使えますが、予告は基本的に未来の出来事について使います。
たとえば、
「映画公開を予告する」
なら、公開前に知らせています。
「映画公開日を告知する」
も使えます。
「予告」は「前もって知らせる」という時間的な意味が強い言葉です。
「事前告知」とは?
「事前告知」とは、実際に何かが行われる前に、あらかじめ知らせることです。
たとえば、
- 価格変更
- サービス停止
- 営業時間変更
- キャンペーン
- メンテナンス
などについて、実施前に知らせる場合に使います。
例:
「価格改定について1か月前に事前告知を行います。」
「事前告知」は重複表現?
「告知」そのものに「知らせる」という意味はありますが、必ずしも「前もって」という意味までは含みません。
したがって、
「事前告知」
は不自然な重複表現ではありません。
「いつ知らせるのか」を明確にした表現です。
「告知文」とは?
「告知文」とは、イベント・変更事項・重要事項などを相手へ知らせるための文章です。
一般的には、
- 何についての告知か
- 何が変わる・行われるのか
- いつから・いつ行われるのか
- 対象者は誰か
- 必要な対応は何か
などを記載します。
分かりやすい告知文の基本構成
告知文では、次の順番にすると内容が伝わりやすくなります。
- 結論:何を知らせたいのか
- 日時:いつから・いつ行うのか
- 対象:誰に関係するのか
- 詳細:変更内容・イベント内容など
- 対応:相手にしてほしいこと
- 問い合わせ先:質問がある場合の連絡先
イベント告知の例文
「10月20日(日)に秋の交流イベントを開催します。参加をご希望の方は、10月15日までにお申し込みください。」
このように、開催日だけでなく、申し込み期限なども合わせて伝えると分かりやすくなります。
営業時間変更の告知例文
「営業時間変更のお知らせです。11月1日より、営業時間を午前9時~午後6時へ変更いたします。」
変更日と変更内容を明確にするとよいでしょう。
サービス終了の告知例文
「長らくご利用いただきました○○サービスは、12月31日をもちまして終了いたします。」
サービス終了のように利用者への影響が大きい場合には、
- 終了日
- 代替サービス
- データ移行
- 問い合わせ方法
なども必要に応じて告知します。
メンテナンス告知の例文
「システムメンテナンスのため、10月15日午前2時~午前5時の間、サービスをご利用いただけません。」
利用できない時間帯を具体的に示すことが重要です。
社内での「告知」の使い方
社内では、
- 制度変更
- 人事異動
- 社内イベント
- システム停止
- ルール変更
などについて告知することがあります。
ただし、重要な制度・ルールについては、単に「告知した」だけでなく、対象者全体へ十分に「周知する」ことが重要です。
「告知済み」とは?
「告知済み」とは、すでに相手へ知らせる行為が完了していることです。
例:
「営業時間変更についてはホームページで告知済みです。」
ただし、「告知済み」であっても、相手が実際に見たとは限りません。
そのため重要事項では、告知方法や対象者への到達状況も確認する必要があります。
「告知不足」とは?
「告知不足」は、必要な情報を十分に知らせていない状態を表します。
たとえば、
- 告知期間が短すぎた
- Webサイトだけで告知した
- 対象者が普段見ない場所へ掲載した
- 変更内容が分かりにくかった
場合などです。
「告知期間」とは?
「告知期間」は、その情報を知らせるための期間という意味で使われます。
イベントなら、開催数週間前から当日まで告知することがあります。
ただし、適切な告知期間は内容によって異なります。
利用者の行動に大きな影響を与える変更ほど、余裕を持って知らせる必要があります。
「告知媒体」とは?
「告知媒体」とは、情報を知らせるために使う媒体・手段です。
たとえば、
- Webサイト
- SNS
- メール
- ポスター
- チラシ
- アプリ通知
- 店頭掲示
などがあります。
告知は一つの媒体だけで十分とは限らない
重要事項の場合、対象者が利用する媒体に合わせて複数の方法を使うことがあります。
たとえば、サービス変更なら、
- 公式サイト
- 登録メール
- アプリ通知
を併用することで、情報を見落とす人を減らせます。
このように告知を広く行き渡らせる考え方は「周知」に近づきます。
SNSでの「告知」とは?
SNSでは、イベント・商品・記事・キャンペーンなどの情報を投稿して知らせることを「告知」と呼びます。
たとえば、
「新記事をXで告知する」
「Instagramでイベント開催を告知する」
などです。
SNS告知では、
- 日時
- 内容
- リンク
- 申し込み方法
を簡潔にまとめると伝わりやすくなります。
Webサイトで「告知する」は自然?
自然な表現です。
たとえば、
「価格改定について公式サイトで告知しています。」
と使えます。
また、サイト上に告知内容を載せること自体は、
「お知らせを掲載する」
とも表現できます。
「掲載」は媒体へ載せること、「告知」は人へ知らせる目的に重点があります。
「告知」と「掲載」の違い
たとえば、
「公式サイトに価格変更のお知らせを掲載する」
なら、サイトへ情報を載せること。
「価格変更を公式サイトで告知する」
なら、その情報を利用者へ知らせる目的に重点があります。
同じ行為を別の視点から表現できる場合があります。
「告知」と「広報」の違い
「広報」は、企業・団体などが活動や情報を社会へ広く伝える活動全般を表します。
告知は、その広報活動の中の一つの具体的な行為になることがあります。
たとえば、広報担当者がイベントについてWebサイト・SNS・プレスリリースなどで告知する、という関係です。
「告知」と「告示」の違い
「告示」は、行政機関などがある事項を公式に広く知らせることを表す、より公的・制度的な言葉です。
日常的なイベントや商品発売では通常「告示」ではなく「告知」を使います。
つまり、
告知=一般的な知らせ
告示=公的機関などによる公式な知らせ
という違いを意識できます。
「告知」と「公告」の違い
「公告」は、法律・制度などに基づいて、一定の事項を広く一般へ知らせる場合に使われる言葉です。
会社法などでも使われます。
通常の企業イベント・キャンペーンを知らせる場合には「公告」ではなく「告知」が自然です。
「告知」と「通告」の違い
「通告」は、決定事項・意向などを相手へ正式に知らせることを表し、「告知」より強い・硬い印象を持つ場合があります。
たとえば、
「契約解除を通告する」
「処分を通告する」
などです。
イベント開催について、
「イベントを通告する」
とは通常言いません。
「告知」と「連絡」の違い
「連絡」は、情報・用件を相手へ伝えることを幅広く表します。
個人間でも自然に使えます。
たとえば、
「帰宅が遅くなることを家族へ連絡する」
は自然ですが、
「帰宅が遅くなることを家族へ告知する」
とすると大げさです。
「告知」は、ある程度公的・公式・多数向けの情報と相性がよい言葉です。
「告知」の対象は不特定多数だけ?
必ずしも不特定多数に限りません。
特定の対象者へ重要事項を知らせる場合にも「告知」は使えます。
ただし、個人間の日常的な用件なら「連絡」「知らせる」のほうが自然です。
「告知する」を柔らかく言い換えるなら?
文章の硬さを抑えたい場合は、
- お知らせする
- 知らせる
- ご案内する
- お伝えする
などに言い換えられます。
たとえば、
「営業時間変更を告知します」
より、顧客向けには、
「営業時間変更についてお知らせいたします」
のほうが柔らかくなる場合があります。
「告知」の言い換え
文脈によって、
- 知らせ
- 通知
- 案内
- 連絡
- 発表
- 公表
- 周知
- 予告
- アナウンス
などに言い換えられます。
ただし、完全な同義語ではありません。
ビジネスでの「告知」の例文
営業時間変更
「営業時間変更について、店頭およびホームページで告知します。」
新商品
「新商品の発売日は来週正式に告知する予定です。」
イベント
「社内イベントの開催について全社員へ告知しました。」
サービス変更
「料金改定について利用者へ事前告知を行います。」
システム
「システム停止時間について事前に告知してください。」
「告知」と一緒によく使う言葉
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| 告知する | 情報を知らせる |
| 事前告知 | 実施前にあらかじめ知らせる |
| 告知文 | 情報を知らせるための文章 |
| 告知期間 | 告知を行う期間 |
| 告知媒体 | 情報を知らせるための媒体 |
| 告知済み | すでに知らせてある状態 |
| 告知不足 | 知らせ方・範囲などが不十分な状態 |
| 告知広告 | ある事項を知らせるための広告 |
3秒で分かる「告知・周知・通知・案内・発表」の違い
ある情報を相手へ知らせる
→ 告知
多くの人へ広く行き渡らせる
→ 周知
特定の相手へ具体的・正式に知らせる
→ 通知
相手が行動できるよう必要事項を伝える
→ 案内
情報・決定事項などを公に明らかにする
→ 発表
使い分け早見表
| 場面 | 自然な言葉 |
|---|---|
| SNSでイベント開催を知らせる | 告知 |
| 新制度を社員全体へ行き渡らせる | 周知 |
| 合否を本人へ知らせる | 通知 |
| 会場までの行き方を知らせる | 案内 |
| 研究結果を公に明らかにする | 発表・公表 |
| 新商品の魅力を広める | 宣伝・広告 |
| サービス終了を利用者へ知らせる | 告知・通知 |
よくある間違い1:「告知」と「周知」は完全に同じ
同じではありません。
告知は情報を知らせる行為、周知はその情報を広く行き渡らせることに重点があります。
よくある間違い2:告知したら必ず周知できたことになる
1回知らせただけでは、対象者全員が知ったとは限りません。
重要事項では、複数媒体を使うなどして「周知」まで意識する必要があります。
よくある間違い3:「告知」と「広告」を同じと考える
広告は販売促進などを目的とする場合が多くあります。
告知は、営業時間変更やサービス終了など、販売促進を目的としない情報にも使えます。
よくある間違い4:個人的な連絡にも何でも「告知」を使う
個人間の日常的な連絡なら、通常は「知らせる」「連絡する」が自然です。
「告知」はやや公的・公式・多数向けの響きを持ちます。
よくある間違い5:「告知」と「発表」を完全に置き換える
発表は情報を公にすること、告知はその情報を人へ知らせることです。
同じ場面で使えることはありますが、焦点が異なります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 「告知」とは簡単にいうと何ですか?
ある事実・予定・決定事項などを人に告げ知らせることです。
Q2. 「告知」の読み方は?
「こくち」と読みます。
Q3. 「告知する」とは?
何らかの情報を対象となる人へ知らせることです。
Q4. 「告知」と「周知」の違いは?
告知は情報を知らせること、周知はその情報を多くの人へ広く行き渡らせることです。
Q5. 「告知」と「通知」の違いは?
告知は広い対象へ知らせる場面でも使われ、通知は特定の相手へ具体的な事項を知らせる場面で使いやすい言葉です。
Q6. 「告知」と「案内」の違いは?
告知は情報を知らせること、案内は相手が行動できるよう必要な情報まで伝えることに重点があります。
Q7. 「告知」と「発表」の違いは?
発表は情報を公に明らかにすること、告知はその情報を人へ知らせることです。
Q8. 「事前告知」とは?
実際に変更・イベントなどが行われる前に、あらかじめ知らせることです。
Q9. 「事前告知」は重複表現ですか?
重複表現ではありません。「事前」が、いつ告知するのかを明確にしています。
Q10. 「告知文」とは?
イベント・変更事項・重要事項などを対象者へ知らせるための文章です。
Q11. 「告知済み」とは?
すでに対象者へ知らせる行為が完了していることです。
Q12. 「告知不足」とは?
必要な情報を知らせる範囲・期間・方法などが十分ではないことです。
Q13. SNSへ投稿するのは「告知」でよいですか?
はい。イベント・新商品・記事などをSNSで知らせる場合、「SNSで告知する」と自然に使えます。
Q14. ホームページに載せるのは「告知」「掲載」どちら?
情報をサイトへ載せる行為なら「掲載」、その情報を利用者へ知らせる目的を強調するなら「告知」と表現できます。
Q15. 「告知」と「宣伝」の違いは?
告知は事実を知らせること、宣伝は商品・サービスなどの魅力を伝えて広めることに重点があります。
Q16. 「告知」と「予告」の違いは?
予告は未来の出来事を前もって知らせることです。告知は必ずしも未来の出来事だけに限りません。
Q17. 「告知」と「通告」の違いは?
通告は、決定事項・意向などを正式に告げ知らせる硬い表現です。「解雇を通告する」などで使われます。
Q18. 「告知」の言い換えは?
「お知らせ・通知・案内・連絡・発表・周知・予告・アナウンス」などがあります。
Q19. 会社で制度変更を知らせるなら「告知」「周知」どちら?
制度変更を知らせる行為なら「告知」、社員全体へ確実に広く知らせることを重視するなら「周知」が適しています。
Q20. 顧客向けに「告知します」と書いてもよい?
使えます。ただし、顧客向け文章では「お知らせいたします」「ご案内いたします」のほうが柔らかく丁寧になる場合があります。
まとめ
「告知」は「こくち」と読み、事実・予定・決定事項などを人へ告げ知らせることを意味します。
似た言葉との違いを整理すると、
| 言葉 | 中心的な意味 |
|---|---|
| 告知 | ある情報を人に告げ知らせる |
| 周知 | 多くの人に広く知らせ、知れ渡らせる |
| 通知 | 特定の相手などへ事項を知らせる |
| 案内 | 相手が行動できるよう必要な情報を知らせる |
| 発表 | 情報・決定事項などを公に明らかにする |
| 広告・宣伝 | 商品・サービスなどを広め、関心を促す |
迷った場合は、
- 「まず知らせる」→ 告知
- 「広く行き渡らせる」→ 周知
- 「特定の相手へ伝える」→ 通知
- 「行動に必要な情報を伝える」→ 案内
- 「公に明らかにする」→ 発表
と考えると分かりやすいでしょう。
特にビジネスでは、「告知した」ことと「周知できた」ことは同じではありません。
重要な変更であれば、Webサイトへ一度掲載するだけでなく、対象者へ情報が届く方法を考え、必要に応じてメール・SNS・掲示など複数の手段を使うことが重要です。
「告知」は単に情報を出す行為ではなく、必要な相手へ、必要な内容を、適切なタイミングで知らせるための言葉だと覚えておくと使い分けやすくなります。
参考リンク・出典
-
コトバンク:告知
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