会社・役所・金融機関などから届く文章では、
「照会」
という言葉をよく目にします。
たとえば、
- 担当部署へ照会する
- 取引内容について照会を受ける
- 現在、関係機関へ照会中です
- 詳細は下記の照会先までご連絡ください
- 登録情報を照会した結果、一致する記録が確認された
などです。
しかし、普段の会話では「問い合わせる」と言うことのほうが多いため、
- 「照会」とは簡単にいうと何なのか
- 「問い合わせ」と何が違うのか
- 「照会」と「照合」はどう違うのか
- 「確認」と「照会」は同じなのか
- 「諮問」「質問」とはどう使い分けるのか
- 「照会する」「照会を受ける」はどのような場面で使うのか
と迷うことがあります。
結論からいうと、「照会」とは、わからないこと・確かめたいことについて、相手へ問い合わせて確認することです。
簡単にいえば、
照会=「相手に問い合わせて確かめること」
と覚えるとわかりやすいでしょう。
「問い合わせ」よりやや硬く、会社・行政・金融・契約・事務手続きなどで使われやすい言葉です。
この記事では、「照会」の意味・読み方・使い方を中心に、「問い合わせ」「照合」「確認」「質問」「諮問」「参照」との違いや、「照会先」「照会中」「照会結果」「照会文」などの関連表現まで、例文を交えて詳しく解説します。
- 結論:「照会」とは相手に問い合わせて確かめること
- 「照会」を簡単にいうと?
- 「照」と「会」から意味を考える
- 「照会する」とは?
- 「照会を受ける」とは?
- 「照会中」とは?
- 「照会先」とは?
- 「照会元」とは?
- 「照会結果」とは?
- 「照会」と「問い合わせ」の違い
- 「照会」と「照合」の違い
- 「照会」と「確認」の違い
- 「照会」と「質問」の違い
- 「照会」と「諮問」の違い
- 「照会」と「参照」の違い
- 「照会」と「検索」の違い
- システムでいう「照会」とは?
- 「残高照会」とは?
- 「記録照会」とは?
- 「身元照会」とは?
- 「信用照会」とは?
- 「照会文」とは?
- ビジネスで使える「照会」の例文
- 「お問い合わせ」と「ご照会」はどちらが丁寧?
- 「ご照会いただく」は正しい?
- 「照会願います」は自然?
- 「照会をかける」は正しい?
- 「照会を行う」と「照会する」はどちらがよい?
- 照会するときに必要な情報
- 照会文をわかりやすくするポイント
- 「照会」を使った例文20選
- 「照会」の言い換え表現
- 「照会」を英語でいうと?
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
- 参考リンク
結論:「照会」とは相手に問い合わせて確かめること
「照会」は、
しょうかい
と読みます。
辞書では、一般的に「問い合わせて確かめること」という意味で説明されています。
つまり、自分だけで情報を確認するのではなく、別の人・部署・組織などに問い合わせ、必要な情報を得て確かめることが「照会」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | しょうかい |
| 基本的な意味 | 相手に問い合わせて確かめること |
| よく使う場面 | 会社、行政、金融、契約、事務手続きなど |
| よくある表現 | 照会する、照会を受ける、照会中、照会先 |
| 似た言葉 | 問い合わせ、照合、確認、質問、諮問、参照 |
たとえば、社員から提出された書類について不明点があり、人事部へ問い合わせる場合、
「人事部へ照会する」
と表現できます。
また、その問い合わせを受けた人事部側は、
「○○部から照会を受けた」
と表現できます。
「照会」を簡単にいうと?
「照会」をもっと日常的な表現に言い換えると、
「問い合わせる」
です。
たとえば、
「登録内容について担当部署へ照会する」
は、簡単にいえば、
「登録内容について担当部署へ問い合わせて確かめる」
という意味です。
ただし、「照会」は単に質問するだけでなく、
すでに存在する情報・事実・記録などについて、相手に確かめてもらう
場面で特に使いやすい言葉です。
「照」と「会」から意味を考える
「照会」の「照」には、照らす・照らし合わせる・明らかにする、といった意味があります。
「会」には、出会う・合わせるなどの意味があります。
現在の一般的な「照会」は、
必要な事柄を相手に問い合わせ、事実・内容などを確かめる
という意味で使われています。
「照合」と漢字が似ているため混同しやすいですが、現代の実務では両者を分けて使うことができます。
「照会する」とは?
「照会する」は、相手に問い合わせ、必要な事項を確かめることです。
例
- 契約内容について法務部へ照会する。
- 申請状況を担当部署へ照会する。
- 登録されている情報について関係機関へ照会する。
- 記録の有無を事務局へ照会する。
「聞く」よりも硬く、正式な問い合わせという印象があります。
「照会を受ける」とは?
「照会を受ける」は、他の人・部署・組織などから問い合わせを受けることです。
例
- 取引先から契約内容について照会を受けた。
- 本社から過去の取引記録について照会を受ける。
- 関係部署から対象者の情報について照会があった。
問い合わせる側が「照会する」、問い合わせを受ける側が「照会を受ける」と考えると理解しやすいでしょう。
「照会中」とは?
「照会中」は、必要な情報についてすでに問い合わせており、現在回答を待っている状態を表します。
例
「現在、担当部署へ照会中です。」
これは、
「担当部署へ問い合わせており、まだ回答・確認が完了していない」
という意味です。
仕事のメールや進捗報告などで使いやすい表現です。
「照会先」とは?
「照会先」は、問い合わせを行う相手・部署・機関などを意味します。
たとえば、
- 照会先:総務部
- 照会先:○○事務局
- 詳細は下記照会先へお問い合わせください
などと使われます。
「問い合わせ先」とほぼ同じ意味になる場合がありますが、「照会先」のほうがやや事務的・形式的な表現です。
「照会元」とは?
「照会先」と反対の立場を表すときに、「照会元」という表現が使われることがあります。
照会先は、問い合わせられる側。
照会元は、問い合わせる側。
です。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 照会元 | 問い合わせを行った人・部署・組織 |
| 照会先 | 問い合わせを受ける人・部署・組織 |
社内システムなどでは「照会元部署」「照会先部署」といった表現が使われることもあります。
「照会結果」とは?
「照会結果」は、相手へ問い合わせて確認した結果です。
例
- 照会結果を担当者へ共有する。
- 照会結果、一致する登録が確認された。
- 照会結果が届き次第、ご連絡します。
特に、記録・登録情報・申請状況などを調べる業務で使われます。
「照会」と「問い合わせ」の違い
「照会」と「問い合わせ」は意味が非常に近い言葉です。
ただし、使われる場面・硬さに違いがあります。
問い合わせは、わからないことを人に尋ねることを幅広く表します。
照会は、情報・記録・事実などについて相手へ問い合わせて確かめる、やや正式な表現です。
| 比較項目 | 照会 | 問い合わせ |
|---|---|---|
| 基本意味 | 問い合わせて確かめる | わからないことを尋ねる |
| 文章の硬さ | やや硬い | 一般的 |
| よく使う場面 | 行政、会社、金融、事務 | 日常、顧客対応、Web、電話など幅広い |
| 例 | 記録について担当部署へ照会する | 営業時間について店へ問い合わせる |
「問い合わせ」のほうが自然な例
「商品の在庫についてお店に問い合わせる。」
一般消費者が店舗へ尋ねる場面では、「問い合わせ」が自然です。
「照会」が自然な例
「登録情報について本部へ照会する。」
すでに存在する記録・情報などについて正式に確認する場面では、「照会」がよく合います。
「照会」と「照合」の違い
「照会」と最も間違えやすいのが「照合」です。
読み方も、
- 照会:しょうかい
- 照合:しょうごう
と似ています。
しかし、行っていることは異なります。
照会は、相手に問い合わせて確かめることです。
照合は、二つ以上の情報・書類・データなどを照らし合わせ、一致しているか確かめることです。
| 比較項目 | 照会 | 照合 |
|---|---|---|
| 読み方 | しょうかい | しょうごう |
| 中心 | 問い合わせる | 比べる |
| 相手 | 人・部署・機関など | 書類・データ・記録など |
| 例 | 本社へ照会する | 申請書と名簿を照合する |
例で比較
顧客の住所が不明なので、顧客管理部門へ問い合わせる。
→ 顧客管理部門へ照会する。
申込書に書かれた住所と顧客データの住所を比べる。
→ 二つの住所を照合する。
詳しい違いはこちらの記事で解説しています。
「照会」と「照合」の違いとは?意味・使い分けを問い合わせ・書類確認・データチェックの例文で徹底解説
「照会」と「確認」の違い
「確認」は、そうであるか、正しいかを確かめることです。
「照会」と比べると、非常に意味の広い言葉です。
確認は、自分だけで行うこともできます。
照会は、基本的に別の人・部署・機関などへ問い合わせる行為を伴います。
確認
「書類に署名があることを確認する。」
→ 自分で書類を見れば確認できます。
照会
「この署名が登録済みのものか、担当部署へ照会する。」
→ 別の部署へ問い合わせています。
つまり、
確認=確かめること全般
照会=問い合わせる方法で確かめること
です。
なお、「照合」と「確認」の違いはこちらの記事で詳しく解説しています。
「照合」と「確認」の違いとは?意味・使い分けをデータ・書類・本人確認・仕事の例文で徹底解説
「照会」と「質問」の違い
「質問」は、わからないこと・知りたいことについて相手に尋ねることです。
「照会」より意味が広く、日常生活でも普通に使えます。
質問
「先生に問題の解き方を質問する。」
照会
「過去の申請記録について事務局へ照会する。」
「質問」は、新しく知識・説明を求める場面でも使えます。
一方「照会」は、すでに存在している情報・事実・記録などを確かめるというニュアンスを持ちやすい言葉です。
「照会」と「諮問」の違い
「諮問」も、相手へ何かを尋ねる言葉ですが、「照会」とは目的が違います。
照会は、情報・事実などを問い合わせて確かめることです。
諮問は、専門家・審議会などに意見を求めることです。
照会
「契約履歴について担当部署へ照会する。」
→ 事実・情報を確認したい。
諮問
「重要な政策について審議会へ諮問する。」
→ 意見・判断を求めたい。
| 照会 | 諮問 |
|---|---|
| 情報・事実を問い合わせる | 意見・判断を求める |
| 担当部署・機関など | 専門家・委員会・審議会など |
「諮問」の意味についてはこちらの記事も参考になります。
「諮問」とは?意味・読み方・使い方をわかりやすく解説|「答申・審議・相談・意見聴取」との違い
「照会」と「参照」の違い
「照会」と「参照」も似た印象がありますが、行動が異なります。
照会は、人・組織などへ問い合わせます。
参照は、資料・文書・データなどを見て参考にします。
照会
「担当部署へ照会してください。」
参照
「詳しくは取扱説明書を参照してください。」
つまり、
照会=相手に聞く
参照=資料を見る
と考えるとわかりやすいでしょう。
「照会」と「検索」の違い
データベースやシステムでは、「照会」と「検索」が近い意味で使われることがあります。
ただし、一般的には、
検索は、条件を入力し、該当する情報を探すこと。
照会は、特定の番号・条件・対象などについて、登録済み情報を呼び出して確認すること。
という使い分けがされることがあります。
例
顧客名を入力して候補一覧を探す。
→ 顧客を検索する。
顧客番号を入力し、登録されている住所・契約情報を確認する。
→ 顧客情報を照会する。
ただし、システムごとに用語の定義は異なるため、実際の画面・マニュアルの表記を優先してください。
システムでいう「照会」とは?
業務システムでは、登録されている情報を表示・確認する機能を「照会」と呼ぶことがあります。
たとえば、
- 顧客情報照会
- 契約照会
- 残高照会
- 注文照会
- 申請状況照会
- 取引履歴照会
などです。
この場合、必ずしも人へ電話・メールで問い合わせるわけではありません。
システムへ問い合わせるように情報を呼び出し、内容を確認する機能として「照会」という言葉が使われています。
「残高照会」とは?
銀行・金融サービスなどでは「残高照会」という言葉がよく使われます。
口座などに現在いくら残っているのかを確認することです。
ATMやインターネットバンキングなどで残高を表示させる場合にも、「残高照会」という表現が使われます。
この場合の「照会」は、登録・管理されている情報について確認するという意味です。
「記録照会」とは?
行政手続きでも「照会」は実際に使われています。
日本年金機構には、
「年金記録照会申出書」
という書類があります。
これは、自分の年金記録に漏れ・誤りなどの心当たりがある場合に、年金記録について年金事務所へ照会するための書類です。
この例からも、「照会」が、
すでに管理されている情報について問い合わせ、事実を確認する
という意味で使われていることがわかります。
「身元照会」とは?
「身元照会」は、人物について、所属・身元などの情報を問い合わせて確認することを指す表現です。
ただし、個人情報を扱う照会については、誰でも自由に情報を取得できるという意味ではありません。
実際の取り扱いでは、法令・契約・各組織の個人情報保護ルールなどに従う必要があります。
「信用照会」とは?
金融・取引などでは、「信用照会」という表現が使われることがあります。
相手の信用に関する情報について、所定の方法で確認することです。
これも、単に「相手のことを知りたいから自由に調べる」という意味ではなく、利用目的・手続き・ルールなどに基づいて行われるものです。
「照会文」とは?
「照会文」は、相手に事実・情報などを問い合わせるための文章です。
会社間・部署間などで正式に問い合わせる場合に作成されることがあります。
一般的には、
- 何について照会するのか
- なぜ確認が必要なのか
- 回答してほしい項目
- 回答期限
- 連絡先
などを明確にします。
ビジネスで使える「照会」の例文
社内照会
「下記の契約内容について、法務部へ照会しております。」
相手へ確認を依頼する
「当該内容につきまして、関係部署へご照会いただけますでしょうか。」
照会を受けたとき
「ご照会いただきました件につき、下記のとおり回答いたします。」
まだ確認中の場合
「現在、本社へ照会中のため、回答まで今しばらくお時間をいただきます。」
照会先を伝える
「本件に関する照会先は、総務部総務課です。」
「お問い合わせ」と「ご照会」はどちらが丁寧?
どちらも丁寧に使えますが、場面が少し異なります。
一般のお客様へ案内するなら、
「お問い合わせください」
のほうがわかりやすく自然なことが多いでしょう。
行政・会社間・専門的な事務手続きなどでは、
「ご照会ください」
という表現も使われます。
「照会」のほうが格式が高いというより、事務的・正式な問い合わせという性格が強いと考えるとよいでしょう。
「ご照会いただく」は正しい?
自然に使える表現です。
例
「先日ご照会いただいた件について回答いたします。」
これは、
「先日お問い合わせいただいた件について回答します」
という意味です。
ビジネスメール・公的な文書などで使われます。
「照会願います」は自然?
「ご照会願います」「照会願います」という表現も見かけます。
意味は、
「問い合わせて確認してください」
です。
ただし、やや事務的で硬い印象があります。
一般的な顧客向け文章なら、
「お問い合わせください」
「ご確認ください」
などのほうが自然な場合もあります。
「照会をかける」は正しい?
仕事上の会話では、
「本社に照会をかける」
「システムで照会をかける」
といった言い方を聞くことがあります。
意味は通じますが、「かける」は口語的・業務的な言い回しです。
正式な文書では、
「本社へ照会する」
「システムで照会する」
とするほうが簡潔です。
「照会を行う」と「照会する」はどちらがよい?
意味はほぼ同じです。
「照会を行う」は名詞+「行う」の形で、やや硬い文章に向いています。
「照会する」のほうが簡潔です。
照会を行う
「必要に応じて関係機関への照会を行います。」
照会する
「必要に応じて関係機関へ照会します。」
文章を簡潔にしたい場合は、「照会する」で十分です。
照会するときに必要な情報
実務で照会を行う場合は、相手が調べやすいように情報を整理しておくことが重要です。
たとえば、
- 対象者の氏名
- 受付番号
- 契約番号
- 申請日
- 対象となる書類名
- 照会したい具体的な事項
などです。
ただし、個人情報・機密情報を含む場合は、必要以上の情報を送らず、組織のルールに従うことが大切です。
照会文をわかりやすくするポイント
1.何についての照会かを最初に書く
「○○契約の更新状況について照会いたします。」
のように、目的を明確にします。
2.確認したい内容を具体的にする
「ご確認ください」だけでなく、何を確認してほしいかを書きます。
3.必要なら期限を書く
回答期限がある場合は、相手に無理のない範囲で明示します。
4.照会の理由を簡潔に伝える
なぜ問い合わせるのかがわかると、相手も必要な情報を判断しやすくなります。
5.照会先・返信先を明記する
担当者名・部署・連絡先などをわかりやすくします。
「照会」を使った例文20選
- 登録内容について担当部署へ照会する。
- 契約状況を本社へ照会した。
- 現在、関係機関へ照会中です。
- ご照会いただいた件について回答いたします。
- 申請状況について事務局へ照会してください。
- 過去の記録について照会を受けた。
- 詳細は下記照会先へお問い合わせください。
- 照会結果が届き次第ご連絡します。
- 登録番号をもとに情報を照会する。
- 不明な点があるため、関係部署へ照会した。
- 取引先から商品仕様について照会があった。
- 本件については現在メーカーへ照会しています。
- 年金記録について照会を申し出る。
- 問い合わせ内容を整理してから照会する。
- システム上で契約情報を照会する。
- 担当者へ照会したところ、回答が得られた。
- 当社では回答できないため、本部へ照会します。
- 照会内容と回答内容を記録として残す。
- 本人確認後に登録内容を照会した。
- 先方からの照会に対し、文書で回答した。
「照会」の言い換え表現
| 言葉 | 主なニュアンス |
|---|---|
| 問い合わせ | わからないことを相手に尋ねる一般的な表現 |
| 確認 | 正しいか・そうであるか確かめる |
| 質問 | 知りたいことについて尋ねる |
| 問い合わせて確認する | 「照会」をわかりやすく言い換えた表現 |
| 照らし合わせる | 比較する意味なら「照合」に近い |
| 諮問 | 専門家・機関へ意見を求める |
「照会」を英語でいうと?
「照会」は文脈によって、
- inquiry
- enquiry
- reference
- refer
- inquire
などで表現されます。
たとえば、一般的な「照会・問い合わせ」なら、
inquiry
が使われることがあります。
「その件について担当部署へ照会する」なら、文脈に応じて、
inquire about …
refer the matter to …
などが考えられます。
日本語の「照会」と英語が一対一で完全に対応するわけではないため、何について誰に問い合わせるのかによって訳し分けます。
よくある質問(FAQ)
Q1.「照会」の読み方は?
「しょうかい」と読みます。
Q2.「照会」とは簡単にいうと何ですか?
相手に問い合わせて、必要な情報・事実などを確かめることです。
簡単にいえば、「問い合わせて確認すること」です。
Q3.「照会」と「問い合わせ」は同じですか?
意味はかなり近い言葉です。
ただし、「問い合わせ」は日常からビジネスまで幅広く使うのに対し、「照会」は行政・会社・事務手続きなどのやや正式な問い合わせで使われやすい言葉です。
Q4.「照会」と「照合」の違いは?
「照会」は相手に問い合わせること、「照合」は二つ以上の情報などを比較して一致しているか確かめることです。
Q5.「照会」と「確認」の違いは?
「確認」は確かめること全般です。
「照会」は、その確認を相手への問い合わせによって行う場合に使います。
Q6.「照会」と「質問」の違いは?
「質問」は知りたいことを尋ねる広い表現です。
「照会」は、すでにある情報・記録・事実について問い合わせて確かめるニュアンスが強い言葉です。
Q7.「照会」と「諮問」の違いは?
「照会」は情報・事実を問い合わせること、「諮問」は専門家・審議会などへ意見・判断を求めることです。
Q8.「照会中」とは?
すでに問い合わせを行っており、現在、回答・確認結果を待っている状態です。
Q9.「照会先」とは?
問い合わせる相手となる人・部署・機関などです。
Q10.「ご照会ください」は正しいですか?
正しく使える表現です。
ただし、一般のお客様向けには「お問い合わせください」のほうがわかりやすい場合があります。
Q11.「照会をかける」は正しいですか?
仕事上の口語として使われることがありますが、正式な文章では「照会する」のほうが簡潔です。
Q12.最も簡単な覚え方は?
次のように覚えるとよいでしょう。
照会=「相手に聞いて確かめる」
照合=「二つのものを比べて確かめる」
確認=「正しいか確かめる」
諮問=「専門家などに意見を求める」
まとめ
「照会」は、
「しょうかい」
と読みます。
基本的な意味は、
わからないこと・確かめたいことについて、相手へ問い合わせて確認すること
です。
最も簡単にいえば、
照会=「相手に問い合わせて確かめる」
と覚えるとよいでしょう。
| 言葉 | 中心となる意味 |
|---|---|
| 照会 | 相手へ問い合わせて確かめる |
| 問い合わせ | わからないことを広く尋ねる |
| 照合 | 複数の情報を比較して一致を確かめる |
| 確認 | 正しいか・そうであるか確かめる |
| 質問 | 知りたいことを尋ねる |
| 諮問 | 専門家・機関などへ意見を求める |
| 参照 | 資料などを見て参考にする |
特に混同しやすいのが、「照会」と「照合」です。
「本社へ問い合わせる」なら照会。
「本社のデータと支店のデータを比べる」なら照合です。
また、「確認」は非常に意味の広い言葉で、自分で書類を見るだけでも確認できます。
それに対し「照会」は、別の人・部署・機関へ問い合わせることを伴うのが大きな特徴です。
使い分けに迷ったときは、
「誰かに問い合わせているのか」
を考えてみましょう。
相手に問い合わせて情報・事実を確かめているのであれば、「照会」が自然です。
